前寮長はイカれたウサギでした ３【ツイステ】

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エースの頭から飛び出したイソギンチャクを凝視するAとトレイ。






「えー……っと……、エース、これは一体……」

『どう見てもイソギ＿＿＿＿＿＿』


「どーか！！どーか寮長にだけは内緒に！！！この通りです！！！」

「バッカ！お前！白状してんじゃねぇ！！」






誤魔化しきれないと思ったデュースが即座に土下座をして、エースが焦った顔で声を上げる。


それを見たトレイは呆れた顔になり、Aは面白いものを見る目をしていた。







「全く……今度は何をやらかしたんだ？」

『もしかして、今日返却されたテスト結果と何か関係があるんじゃないかい？

さぁ、お兄さんたちに話してごらん？お茶目なアリスたち♪』







Aがそう言うと、エースとデュースはこうなった原因をAとトレイに話した。






「アズールと契約した！？全くお前達は……；」

『ハハハーハハ！しかも契約違反で卒業まで下僕生活とはね！』


「笑い事じゃねーんすよ！」


『しかしこれで期末テストの結果の謎は解けたね。

なるほど。やっぱり彼が一枚噛んでいたんだね。

確かに、彼の虎の巻は相当有能だろうね。欲しくなってしまうのもわかるよ』

「そういう問題じゃないだろA」






トレイはそう言って溜息をついていた。

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