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「オイ、そこのツンツン頭!」


「……あ?」


「オマエが悪い奴に狙われてるかもしれねぇから、オレ様たちが守ってやるんだゾ!

どうだ、嬉しいだろ!」


「なんだ?てめーは。走り込みの邪魔すんじゃねぇよ」






グリムがそう話しかけにいけば、ジャックは不機嫌そうに睨み付ける。






『あ〜あ〜』


「ちょっとグリちゃん、話しかけ方に問題アリすぎでしょ!」






そう言うとケイトは急いでグリムの口を塞ぐ。






『いや〜先ほどはすまなかったね!

ちょっと私達の話しを聞いてはもらえないだろうか?

なに、時間は取らせないよ』






Aがそう言えばジャックは不審な者を見る目でAたちを見てくる。






「いきなりなんなんだ、てめーら。この俺を守る、だと?」


「実は最近学園内でマジカルシフト大会の選手候補が怪我をさせられる事件が多発しているんだ」

「で、オレたちはその犯人を捜してるんだけど」


「それと俺になんの関係が?」


「単刀直入に言うと、次に狙われそうな選手候補をマークして犯人が現れるのを待とうって作戦デス。

どお?ちょっとオレたちに協力してくんないかな?」







ケイトがそう言うと、ジャックは少し沈黙の後、口を開く。






「断る。俺は一人でなんとか出来るし、お前らに守ってもらう必要はねぇ」


「一人でいると危ないかもしれないよ?」






ユウがダメ押しでそう言うがジャックの答えは変わらない。






「いらねぇって言ってんだろ。それに……

俺が狙われることは、多分……ない。じゃあな」






そう言うとジャックは背を向けて再び走り込みに行ってしまった。

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抹茶タピオカ2号 - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2021年2月25日 0時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
よる - とても面白かったです! (2021年2月24日 18時) (レス) id: 13ad1f4f4d (このIDを非表示/違反報告)
ユイカ(プロフ) - 続編おめでとうございます!この作品とても面白くて大好きです!これからも更新楽しみにしているので頑張ってください。応援しています! (2021年2月24日 7時) (レス) id: b470749ec2 (このIDを非表示/違反報告)
もぐヤギ(プロフ) - 初コメ失礼します!!!前回の話も読ませていただきました、とても面白く主もいいキャラしてんなぁ〜などと思いながら楽しませて頂いておりますm(*_ _)m更新頑張って下さいませ……!!!陰ながら応援させて頂きます!!! (2021年2月24日 2時) (レス) id: f3a49dcc01 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年2月24日 0時

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