モストロ・シスターズでぇす【ツイステ】 (ページ43)

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頭に生えたイソギンチャクに誘導されるがまま各寮へと繋がる鏡舎へと集まった生徒たち。

鏡舎が埋まるほどの数の生徒に驚く暇もなく、オクタヴィネル寮へと引き込まれていく。

「今回は絶対に５０位以内に入れたと思ったのに～！」

「ちくしょう、騙された！あのインチキタコ野郎！」

「オレの学園生活お先真っ暗だあ～！！」

２００人以上もの嘆き声がオクタヴィネル寮内に響く。

『モストロ・ラウンジ』へ集められた生徒たちの目線の先には、ラウンジのウエイトレス姿のアビスとアゼルが見下したような目で不適に笑い、声をあげた。

「みなさ～ん」

『こちらにご注目ぅ～』

部屋が暗くなり、アビスとアゼルの真ん中にスポットライトが当たる。

そこには紳士のような出で立ちでアズールが登場した。

「これはこれは。成績優秀者上位５０名からあぶれた哀れなみなさん。

ようこそ『モストロ・ラウンジ』へ。

みなさん僕のことはよ～くご存知でしょうが、改めて自己紹介を。

僕は、アズール・アーシェングロット。

オクタヴィネル寮の寮長であり、カフェ『モストロ・ラウンジ』の支配人であり、そして＿＿＿＿

今日から君たちの主人(あるじ)になる男です」