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倒壊ゾーンを出て、ワープの敵がいた入り口付近へ目線を向ける。
しかし、そこにはすでに敵はいなかった。
『いない……中央の広場の方かな？
にしても、連中はオールマイトを狙って来たみたいだけど……
なんでこの時間にオールマイトがここにいることを知っていたのかな？
僕たちでさえ、出発前に知ったことなのに…』
そんなことを考えながら歩いていた。
その時だった＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「嫌な予感がしてね…校長のお話を振り切りやって来たよ。
来る途中で飯田少年とすれ違って…何が起きているかあらまし聞いた」
『あれは……』
出入り口の扉を破壊し、その人物は立っていた。
誰もがその人物の登場を待ち望んでいた。
「もう大丈夫……私が来た！」
「「オールマイトォォ！！！！！」」
そう、誰もが彼を待ち望んでいた。
生徒も、教師も……そして＿＿＿＿＿＿＿＿敵も。
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2022年7月16日 0時
