３５ ページ35
飯田の呼びかけに、一同の動きが停止する。
「ただのマスコミです！
なにもパニックになることはありません！大丈ー夫！！
ここは雄英！！最高峰の人間に相応しい行動をとりましょう！！」
飯田がそう叫ぶと、一同は窓の外を見てマスコミがいることを確認し安堵の息をついた。
「なんだマスコミか」
「びっくりしたぁ〜…」
「あ！今警察が到着したみたい！」
落ち着きを取り戻したことでパニックは収まり、全員教室に戻っていった。
そして午後の授業＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「ホラ委員長、始めて」
「でっでは他の委員決めを執り行って参ります！
……けどその前に、いいですか！
委員長は、やっぱり飯田くんが良いと…思います！」
緑谷は飯田を見ながらそう言う。
「あんな風にかっこよく人をまとめられるんだ。
僕は…飯田くんがやるのが正しいと思うよ」
緑谷がそう言うと、その現場を見ていた者達が次々と賛同していく。
「あ！良いんじゃね！！飯田、食堂で超活躍してたし！！
緑谷でも別に良いけどさ！」
「非常口の標識みてぇになってたよな」
『だね。良いと思うよ。僕は賛成〜』
皆が賛同したことで、飯田も納得したのか快く委員長を引き受けた。
「委員長の指名ならば仕方あるまい！！」
「任せたぜ非常口！！」
「非常口飯田！！しっかりやれよー！！」
『ふふ…♪
(…………それにしても、あのマスコミ連中、どうやって侵入したんだろう)』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 327人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もぶピ
| 作成日時：2022年7月16日 0時
