干からびてしまう前に【ヒロアカ】 (ページ12)

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「「個性把握テストォ！？」」

相澤から今から行うことについて説明を受ける。

「入学式は！？ガイダンスは！？」

「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ。

雄英は”自由”な校風が売り文句。そしてそれは”先生側”もまた然り」

皆はワケが分らず混乱状態になる。

「ソフトボール投げ、立ち幅跳び、５０ｍ走、持久走、握力、反復横跳び、上体起こし、長座体前屈。

中学の頃からやってるだろ？個性禁止の体力テスト。

国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けてる。合理的じゃない。

まぁ、文部科学省の怠慢だよ。

爆豪、中学の時ソフトボール投げ何ｍだった」

相澤が入試で１位の結果を出した爆豪にそう問いかける。

「６７ｍ」

「じゃあ個性を使ってやってみろ。円から出なきゃ何してもいい。早よ、思いっきりな」

そう言われ、爆豪は自らの個性でボールを天高く投げ飛ばした。

「まず自分の「最大限」を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」

爆豪の投げたボールは、７００ｍを超えていた。