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放課後まで、陰湿な嫌がらせと冷たい視線は続いた。
自分を悲劇のヒロインだと思うつもりは毛頭ないAは、誰かに助けを求めることもせず、ただ我慢するしかなかった。
『(我慢我慢……どうせあと半年もしないうちに高校生活は終わるんだし。
こんなことで先生に頼るのもバカバカしい。
つーか、あいつらも受験生なら私に構ってないで勉強しろっつーの)』
心の中で愚痴をこぼししていると、前で立ち止っていた人物にぶつかってしまう。
『あ、すいませ……』
「あれ?君って確かB美の友達だよね?」
顔を上げると、そこにはこの間B美を車を迎えに来ていた彼氏がいた。
『あ、どうも……B美さんなら、まだ教室ですけど』
「そうなの?じゃあちょっと話相手になってよ。
1人でいると変な目で見られちゃってさぁ。
ほら、君可愛いし。おじさんお話したくなっちゃったなぁ〜みたいな?
ははっ!まだそんな歳じゃなかったわ〜」
『はぁ……』
Aはさっさと帰りたかった。
仲良くもない女の彼氏と世間話なんてお断りだった。
『すみません、私今日はもう家に……』
「大丈夫大丈夫、B美が来るまであの間だしさっ。
ほら、車の中なら快適だし、どうぞ入って入って」
その彼氏はAの腕を掴んで車の中に入れようと背中を押してきた。
『いや、だからっ……!』
抵抗しようとしたその時、誰かに横から腕を引かれた。
「すいません。オレの連れに何か用でしたか?」
『え?……ジュンくん?』
顔を上げるまでもなく声だけでわかった。
Aを引き寄せたのは、ジュンだった。
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氷雨(プロフ) - うわ〜〜っ!最っ高です!ジュンくんと夢主ちゃんがどうなるのか楽しみです!評価とお気に入りさせてもらいます♬ (2022年9月27日 4時) (レス) @page20 id: 6ceab81f66 (このIDを非表示/違反報告)
とけたた - 更新楽しみにしてます! (2021年12月26日 11時) (レス) id: 1828f2aa7c (このIDを非表示/違反報告)
りひ - 更新待ってます! (2021年12月21日 1時) (レス) @page19 id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
りピ - こんにちは!お話の続きが気になって毎日顔を覗かせてます!私の友達が体験してそれを目撃しただけなのですが、加害者の好きな男子に告白をされた友達が下校時に学校の外で待ち伏せをされて救急車・警察・消防が来る事態となった現場に遭遇しました! (2021年11月9日 13時) (レス) id: cdf713c673 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年11月9日 1時