リリアの娘がオバブロする話【ツイステ】

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朝、マレウスらディアソムニアの者達は、いなくなったAの捜索をしていた。






「いたか？」

「いや、こちらにはいらっしゃらないっ。

A様、一体どちらに……」






シルバーとセベクは学園内をいたるところを探し回るが、Aは一向に見つからない。







「魔力を殆ど抑え込まれているから、遠くへは行けないはずだが……」

「あぁA様……何か危険な目にあわれてたりしたら……

僕はマレウス様に合わせる顔がない！！」






セベクは頭を抱えながらそう言う。


その時、その場にリリアがやってきた。







「お主ら、見つかったか？」


「親父殿っ……いえ、まだ手がかりすら見つかっていなく……」


「無理もない。あやつは曲がりなりにもワシの血を受け継いどる。

魔力がなかろうと、あやつを探すのはマレウスでも骨が折れよう。


……ここはわしも親として責任を持って探すとしよう」







リリアはそう言うとその場を離れていった。






「朝に滅法弱い親父殿が、早起きしてまで……

それほど責任を感じていらっしゃるのだろうか」

「我々も早くA様を探すぞ」

「……あぁ」




「＿＿＿＿＿さて、あやつの性格上、野宿するとは思えん。

……はぁ、探し物は苦手なんじゃがなぁ」

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