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「珍しいね。昼間にツノ太郎と会うなんて」


「人の子か。今日は休日のはずだが、ここで何をしている?」


「ちょっと学園長にお使いを頼まれてて……

……あれ?そちらの人は…………」







その人間はマレウスの横にいるAに気付く。


マレウスの呪いのせいで影まで薄くなっているようだ。







「彼女は僕の幼馴染みだ。訳あって、今はここに滞在している」


「すごい綺麗な人……あ、自分はユウです。お姉さんのお名前は?」







Aは口を閉ざしたまま何も応えない。

否、応えることができない。


ユウは不思議そうに首をかしげてAを見てくる。







「彼女はA。今は少し口がきけない状態だ」


「口がきけない?どうして……」


「あまり詮索はしてくれるな。では僕たちはそろそろ行くとしよう。

あぁ……お前の捜しているケモノなら、植物園にいるぞ。行ってみるといい。ではな」







そう言うと、マレウスはAと共に魔法でその場から消えていった。






「Aさん……ツノ太郎の幼馴染みかぁ。

あれ?誰かに似てたような……


あ!グリム!」







ユウはその後、マレウスに言われた通り植物園に行き、何とかグリムを捕まえていた。






「ふなぁ!なんでここがわかったんだゾ!?」


「ホントにここにいた……ツノ太郎はすごいなぁ」

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寝子/猫 - ズビッズビッ、、、ぜ、全然泣いてないけどズビッズビッ、どことなく共感してしまう過去の回想シーンズビッ こ、更新まってますズビッ (10月7日 0時) (レス) @page50 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
みゆ - もう泣いてしまっていますよ、これは本当に良すぎます(´;ω;`) (7月21日 13時) (レス) @page41 id: 249aa4a194 (このIDを非表示/違反報告)
ララリン - 面白いです!続きが気になります! (7月15日 19時) (レス) id: 6fc5591da7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - 更新、ありがとうございます!!すごく楽しみにしていました!!面白かったです! (7月10日 23時) (レス) id: 481fd4ed05 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - めちゃ続きみたい!! (2023年3月20日 22時) (レス) @page48 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年4月28日 13時

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