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「フッ……フハハッ！そうかそうかァ……
そうだよなァ……テメェをそんじょそこらのガキと同じと思っちゃいけねぇのをすっかり忘れてたぜ。
……なぁアズール、子どもってのは残酷だよなァ？」
「……は？」
レオナの問いかけにアズールは首をかしげる。
「ガキってのは純粋だ。純粋が故に、時に残酷なことをしてくる。
人が何をしたら嫌がるのか……そういうことを無意識にしちまうんだよ、ガキってのは。
人の部屋の前で騒ぎ立てて、寝かせてくれねぇとかな。おかげで俺は寝不足だ」
「何が、言いたいんです……？」
レオナは目を細めAの背後に回り込むと、Aの肩に腕を乗せた。
「コイツはなぁ……そういうことを、”意識的に”出来ちまう、極悪非道なガキってことだ」
「な、何をっ……！」
『最初から僕だけを狙っていれば、こうなることはなかったかもね。
欲張りすぎると、良いことないよね？
いいよ、消しちゃって』
Aがそう言うとレオナは契約書に手をかざした。
「悪党として、コイツに一歩負けたな。アズール」
「う、うそだ……やめろ！」
「＿＿＿さあ、『平伏しろ！
「やめろおおおおおおおおお！！！」
アズールの叫び声が、オクタヴィネル寮の廊下に響き渡る。
そして、あれほど大量にあった黄金の契約書は、全て幻だったかのように砂となって消え去っていった。
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波 - 尊いです。最高 (2021年10月4日 16時) (
レス) @page50 id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
邦花(プロフ) - 面白いです更新楽しみにしています(*^^*) (2021年10月4日 0時) (レス) id: 68c52f08e2 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうと。 - 最近更新多くて嬉しい！どちゃんこ好きな作品！これからも応援してる！！ (2021年9月21日 19時) (レス) @page24 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 最高です！！大好きです！！ありがとうございます！！！ (2021年9月19日 12時) (レス) id: d4d074d769 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - きちゃ〜！ (2021年9月12日 10時) (レス) id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年9月12日 0時
