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契約書を持ってVIPルームから離れると、ラギーと合流した。
「シシシッ！うまく持ち出せたみたいッスね」
『さすがハイエナだね。手癖の悪さは一級品だ』
「絶対取られたくないなら、ポケットにもしっかり鍵かけとかなきゃ。
にしても、この契約書の量すごいッスね。５，６００枚はありそう」
Aが持って来た契約書以外にも、ラギーが持ち出した分を合せると相当な量だった。
「フン。この学園に入るずっと前から悪徳契約を繰り返してコツコツ溜め込んでたんだろうぜ。
これで契約書はVIPルームの外に持ち出せた。後は……
『俺こそが飢え、俺こそが乾き。お前から明日を奪うもの＿＿＿＿＿＿＿』」
レオナのユニーク魔法が発動しかけたその瞬間＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「待ちなさい！！」
息を乱し、慌てて駆けつけたアズールによってそれは阻止される。
「…………おっと、もうおでましか」
『それ以上こっちに近づかないでね。契約書がどうなっても知らないよ？』
契約書を背にアズールを脅すA。
その顔は子どもとは思えぬほど冷酷な表情だった。
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波 - 尊いです。最高 (2021年10月4日 16時) (
レス) @page50 id: 327ec759e9 (このIDを非表示/違反報告)
邦花(プロフ) - 面白いです更新楽しみにしています(*^^*) (2021年10月4日 0時) (レス) id: 68c52f08e2 (このIDを非表示/違反報告)
みゅうと。 - 最近更新多くて嬉しい！どちゃんこ好きな作品！これからも応援してる！！ (2021年9月21日 19時) (レス) @page24 id: 306f53c7de (このIDを非表示/違反報告)
ねこ - 最高です！！大好きです！！ありがとうございます！！！ (2021年9月19日 12時) (レス) id: d4d074d769 (このIDを非表示/違反報告)
あほ - きちゃ〜！ (2021年9月12日 10時) (レス) id: 7787f6d795 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年9月12日 0時
