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「君たちの気持ちはわかりました。

しかし、この状態でサバナクロー寮生たちが試合に出られるかどうか。


とくにキングスカラーくんは立っているのもやっとの状態では?」







学園長がそう言うと、レオナは笑い声を上げた。







「ふ……ふ、はははは!ナメるなよ、クロウリー。

手負いの草食動物を仕留めるなんて、昼寝しながらでも出来る」

「言ってくれるな」


「俺は謝るつもりは毛頭ないぜ。

この俺に謝らせたい奴は力尽くで謝らせてみろ」






レオナは自信満々にそう宣言し立ち上がった。







「ってわけで、学園長。いいですよね?」

「まったく。感動的な話かと思って期待した私が馬鹿でした。

いいでしょう。予定通りサバナクロー寮の大会出場を許可します」


『待ってよ!僕のこの溜まりに溜まった恨みはどうなるの!?

メンバーももう決まっちゃって僕は出れないんだよ!?』







Aがそう言うと学園長は困ったような笑みを浮かべる。







「そうですよねぇ〜。確かに不公平ではありますが……

学園としても、大会当日にこのような不祥事が世界中に生中継されるのは避けたいところですし」

『大人の事情なんて大っ嫌いだっ……!

折角体の良い駒使いが増えると思ってたのに……っ!!』


「……あの子ども、本当に以前会った子どもか?」

「天使かと思ったらとんでもない悪魔の子じゃないか……」


「A様!俺が代わりにお仕置きされます!

さぁ!その溜まった鬱憤を俺にぶつけてください!!全て受け止めます!!」







エリックはそう言ってAの足元に跪きよだれを垂らしながら興奮していた。

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りーこ - Manipulate fate(運命を操る)とか魔法の名前良さそうッッ!既に決まっていたらすみません! (2022年1月3日 5時) (レス) @page17 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 続編更新おめでとうございます! コメントは一章ぶりですが、陰ながら応援しております。僭越ですが、シリーズの更新を楽しみにしております! (2021年8月15日 21時) (レス) id: 19366b94fd (このIDを非表示/違反報告)
ももか無理 - 最高すぎます!僕はこういうのを求めていたんだぁ。。。最高すぎます、、、 (2021年8月14日 1時) (レス) id: a0d7259b63 (このIDを非表示/違反報告)
あいすまん - やべぇエリック君の気持ちがめっちゃわかる!!!夢主君に罵られたい。 (2021年8月12日 5時) (レス) id: 52e829b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
太平楽の丸(プロフ) - 私はこういう作品を求めていたのだ…今まで見た作品の中で1番好きだ…! (2021年8月11日 20時) (レス) id: 7268ba21b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もぶピ | 作成日時:2021年8月3日 2時

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