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暴走状態のレオナはまさに、自我を失った猛獣同然。
鋭い爪を振りかざしリドルたちに襲いかかる。
「さすがレオにゃん先輩……暴走状態でも頭使った攻撃ばっかりしてきやがるっ」
エリックはAに攻撃が降りかからないようレオナの攻撃を全て捌いていく。
寮服にあわせ作られたディアソムニア寮生特有の、魔法石が埋め込まれた警棒を鞭のように撓らせる。
苦戦しているのはエリックだけではない。
リドルやケイト、ジャックにラギーも当然レオナの攻撃に圧倒されている。
経験の浅いジャックなど、レオナの攻撃を躱すのにも手一杯の状況だ。
そんな時、後ろで見ていたAのところまで飛んできたジャックにAは話しかけた。
『……助けがほしいか？』
「あ？」
『あんな腑抜けたライオン一匹仕留められない様子を見て、お前たちが不憫に思えてさ』
「……なんか勝算があるみてぇな言い方だな」
ジャックの言葉にAは鼻で笑った。
『ハッ、勝算しかないよ。
だって僕は……”奇跡”を呼ぶ幸運児だからね』
そう言ってAはレオナの前に出た。
「！Aちゃん危ないよ！！」
誰もがそう思った。
レオナの爪がAに当たりかけた。
しかし……レオナの攻撃は、何一つとしてAに当たってはいなかった。
「え？レオナくんの攻撃が全部外れた……？」
レオナの攻撃は全て、Aに当たらないギリギリのところに飛ばされており、周りは当然、レオナ自身もそれには驚いていた。
「テメェ……何をしやがった！！
この俺の攻撃が何一つ当たらないだと……っ！？」
『フン。この世が誰を中心に回っているのか、よくわかったでしょ？
＿＿＿＿＿さぁ、お仕置きの時間だ』
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りーこ - Manipulate fate(運命を操る)とか魔法の名前良さそうｯｯ！既に決まっていたらすみません！ (2022年1月3日 5時) (
レス) @page17 id: 2de5659400 (このIDを非表示/違反報告)
リノ(プロフ) - 続編更新おめでとうございます！ コメントは一章ぶりですが、陰ながら応援しております。僭越ですが、シリーズの更新を楽しみにしております！ (2021年8月15日 21時) (レス) id: 19366b94fd (このIDを非表示/違反報告)
ももか無理 - 最高すぎます！僕はこういうのを求めていたんだぁ。。。最高すぎます、、、 (2021年8月14日 1時) (レス) id: a0d7259b63 (このIDを非表示/違反報告)
あいすまん - やべぇエリック君の気持ちがめっちゃわかる！！！夢主君に罵られたい。 (2021年8月12日 5時) (レス) id: 52e829b9c7 (このIDを非表示/違反報告)
太平楽の丸(プロフ) - 私はこういう作品を求めていたのだ…今まで見た作品の中で1番好きだ…！ (2021年8月11日 20時) (レス) id: 7268ba21b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年8月3日 2時
