今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:64,868 hit
小｜中｜大
６１ ページ11
「夕焼けの草原、第二王子。レオナ王子の婚約パーティーにいらした皆様。
大変長らくお待たせいたしました。
王子のご登場です」
執事の言葉でレオナは大勢の婚約者候補の目の前に出される。
裏で兄や義姉が見守っており、逃げられない中でレオナは諦めてその場に立った。
「(どいつもこいつも鼻につく香水の匂いがして頭が痛くなる。
……あいつの匂いはいつも自然で、傍にいると安心できた)」
レオナは首を振って頭の中にいるAをかき消す。
「(チッ……こんな時まであいつのことなんか考えてんじゃねぇ。
あいつは俺のことなんか……クソッ)」
機嫌は最悪。身内や王室関係者たちはそれが見てわかった。
ただこのパーティーを無事に済ませ、レオナの婚約者が決まればそれでいい。
「それでは、お一人ずつ顔合わせをしていただきます。
良いですねレオナ王子？」
「さっさとしろ」
執事はレオナの横暴な態度に呆れ顔になりつつも、大勢の婚約者候補の女たちを並ばせた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 404人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
設定タグ：ツイステ , レオナ・キングスカラー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2021年2月11日 13時) (
レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：もぶピ
| 作成日時：2021年1月25日 23時
