飛んだ世界で生きるため 4 (ページ3)

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アーロン「そいつは丁度よかった、おれも今てめェを殺してやろうと思ってたとこだ」
はっちゃん「同胞たちをよくもォォオ！！！」
アーロンの側近にあたる魚人たちがルフィろアーロンの間に立ちはだかる。
ゾロ「主力登場か・・・」
わくわくした顔で戦いたそうにするゾロの後ろでサンジとウソップがルフィに文句を垂れる。
サンジ「危ねェだろうがてめェ！！Aちゃんがケガでもしたらどうすんだよ！！」
ウソップ「鼻がなくなるかと思ったぞ！！おれ達まで殺す気かァ！！」
ドカバキドコッ！！
『ま、まぁまぁ(笑)掃除はできたんだから・・・いいんじゃない？』
ルフィにケリを入れているサンジの脚を手で降ろしながらAが言う。
サンジ「Aちゃんがそういうならｖんんー！！この怒りあふれるおれの心もその手で撫でおろしてくれ！！Aちゃ～んｖ」
メーロリンメーロリン、と目をハートにしてくねくねしだしたサンジに「空気を読めアホ・・・」とゾロが呟いた。

幸い聞こえていなかった様で、サンジがAにメロメロ状態なのを気にする様子もなく魚人がこちらに向かって何か仕掛けてくるのが分かった。
クロオビ「こんなことなら初めから我々が戦るべきだった」
前かがみに踏ん張り始めるはっちゃんにAが声をあげる
『あのタコたぶん口からスミを・・・！！！』

はっちゃん「“たこはちブラーック”！！！(ブウーッ！！！)」
ルフィ「あーーーーっ！！！」
言い終わる前にはっちゃんの口から発射された蛸墨がルフィに直撃してしまう。

ルフィ「前が見えねェ―――っ！！」
蛸墨でしかいを奪われたルフィにはっちゃんが巨大ながれきを持ち上げる。
ウソップ「おいルフィ！！！よけろォ！！！」

しかし事態は最悪な方向へ・・・
“風車”を使うために地面に突き刺した足のおかげでルフィはそこから動けない

4人は大きなため息をついて思った「本物のバカだこいつ・・・」と、