星の涙 (テガミバチ) (ページ35)

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次の日､私達はネリとの別れを済ませ､「橋(ビフレスト)」の前に来ていた

ネリは自分で切手の「代金」を集める事にしたらしい

橋に入る時に煙に包まれたが､何だったんだろう？

門番「その頭にのせている生物は？」

ニッチの頭の上を見ながら云った

まぁ「何だこれ」って思うよね
私も思った

ニ「ニッチのステーキとゆう！」

門番「…「ラグ・シーイング」とその「相棒(ディンゴ)」一名「相棒(ディンゴ)の生き餌」
「ティア・シーイング」とその「相棒(ディンゴ)」一名を承認しました」

ゴゴゴという音がして､塔の檻が開いた

門番「そちらの塔から階段を下まで降りて下さい」

ラ「あ…ありがとうございます！門番さん！」

下に降りると､水面ギリギリにある橋があった

それは真っ直ぐ対岸まで続いている

ライは水が嫌なのか真ん中を歩いていたが､ニッチとステーキは外側を歩いていた
…何時か落ちるぞ←フラグ

ラ「ありがとうニッチ…
「BEE」の面接審査…手伝ってくれるかい？
ぼくの…相棒(ディンゴ)のニッチ…として」

ニッチは凄い張り切った感じでパンツを履いた

相棒(ディンゴ)のニッチって呼ばれたのが嬉しかったのかな？

…私も何か云っておこうかな

「ライ､これからもよろしくね」

ライは一つ頷いて､私の頬を舐めた

きっとよろしくって意味だろう

私はライの頭を撫でた

ラ「…あれ？ステーキは…？」

「ラグ､あそこから泡が出てる」

ラ「え！？ス…！ステーキ…！？
おぼれてる！おぼれてる！」

ス「ムフー」

ラ「ムフーじゃなくて助けないと！
とりゃー！」

ラグは飛び込んだ
…私は行かないよ？面倒くさいから←

次にニッチが飛び込んだ

「あーあー…試験前にずぶ濡れじゃない…
私知らないからね
行こ､ライ」

私とライはさっさと歩き出した

ラ「あ！ま､待ってよー！」