星の涙 (テガミバチ) (ページ31)

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橋に着いた時､ニッチが檻を斬った所だった

中からおっきなトカゲが出てきた

あ､彼処に通行証盗った子が居る

流石に彼処は危ないな…

助けないと…

「ライ､あの子を助けるよ」

ライ「グルル！」

ライが女の子の方に走って､私が女の子を掴んでライの背中に引っ張り上げた

女の子「わあっ！なんだおまえ！」

「助けてあげたんだからその言い方は無いでしょ？」

女の子「あ､ネロの「テガミ」が…！」

え､「テガミ」！？
取ってこないと！

「ライ､この子を連れて離れて！」

そう言ってからライの背中から飛び降りて走った

ラグも走り出していた

ラ「ネリ…！「BEE」はきみが思っているような仕事じゃない…
「BEE」は… ぼくの憧れたテガミバチは…
命をかけて「テガミ」を届ける人なんだ！」

ﾄﾞｶﾞｱｯ

ラグの手から心弾がいきなり放たれた

それはテガミを貫いた

手からも心弾は撃てるのか…

空に舞い上がったテガミから､映像が流れた

女の子＿ネリには弟＿ネロが居たらしい
ネロはジギーという人に憧れていたらしい
姉を守る､と言ったが病のせいで守る事が出来なかった
だからジギーに姉を守ってほしい､という内容だった

…良い弟だね

ラ「ネロは…ジギーが行ってしまったのがくやしかったんじゃないんだね…
命がつきて… きみを守れる男になれないことがくやしかったんだ…
ジギーっていう…たよれる人にあてた… きみの幸せを心から願った手紙だったんだネリ…」

ネリ「ばか…！ばかネロ…！ねえちゃんが守ってやるって…言ってたじゃないか…
ずっと…ずっと一緒だって…病に勝つことだけ考えろ…って…言ったじゃ…ないか…」