星の涙 (テガミバチ) (ページ24)

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『ラブサムワンダウン』に着いた

なんのテントだろう…

いきなり男の人達が集まってきた

…人が多いのは嫌

男「お前達がテガミバチか！？」

ラ「いえ…ぼくは…」

男「この子が届け物だな！？」

ラ「は…はい…」

いきおいがすごいな…

男「どれどれ…お手を拝借！」

ﾊﾟｼﾝ
男「おっと！」

ニッチの手を触った人の手を叩き落とした

「女の子の手をいきなり触っちゃ駄目です」

ニ「！ティア…」

男「…悪かったよ」

「ニッチ､大丈夫？」

ニ「…だいじょうぶだ」

「そうそれは良かった」

…此処は何？

普通は腕の確認なんてしない筈…

ラグは男の人達と話をしているけど､その間に

ニッチが別の男の人に連れていかれた

ラ「…ニッチ…！」

ニ「ありがとうラグ､ティア…さらばだ」

…ニッチ…

あぁ…さよならは嫌だなぁ…

男「ヨーッぼうず！嬢ちゃん！
ぼうず達はレントから来たのか？」

「はい､そうですよ」

男「じゃ､町の入口に見世物小屋が来てたろ！？
『ラブサムワンダウン』っていう…」

ラグ・ティア「え…！？」

彼処は見世物小屋だったの！？

じゃあニッチは…

早く行かないと…！

あ！丁度いい所にらくだが…

よし､借りよう

「ラグ！」

ラ「！ティア！」

ラグは私と同じことを考えていたみたいで､ラグダに乗ろうとしていた

「すいません！この子､借ります！」

急がなきゃ！