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二十四話 ページ25

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『…よし。じゃあ帰ろうか』



Q「うん」




二人はそれぞれ自分の読んでいた本を棚に戻した



そして、図書館を出て行った



__
_




『ふあぁ…

…外、暗くなっちゃったね』



Q「ね〜

でもこっちの方が落ち着くね」



『うん、確かに
本当はもっとゆっくりしたいけど…

晋助達が迷惑しちゃうし、早く帰ろうか』



Q「うん



…アレ、全部覚えた?」



『ふふ、勿論
久作は?』



Q「ここら辺は覚えたよ」



『そっか。偉い偉い』




零が久作の頭を優しく撫でた




『じゃあ今日の案内は久作ね』



Q「えーっ…
間違えたらごめんね?」



『うん、いーよ
間違ってたら教えるから大丈夫』



Q「判った

…さ、行こ!」




久作は零の手を引っ張って走り出した









二人が図書館で見ていたのは、『江戸の地図』だった

それ以外にもあったが、それが殆ど



二人は、その地図を暗記していた



会話にもあった通り


零は全部、久作はここら辺(かぶき町)



常人には成せない、少なくとも数時間ではできない、有り得ない情報量の暗記



それを二人は難無くこなしてみせた



零には並外れた頭脳がある



なら久作は?




久作は、座敷牢で零と共に練習していた



すぐに色々なものを暗記する事を



沢山沢山練習した



だからできるようになった




全ては愛する姉(れい)の為に




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(プロフ) - コメントありがとうございます!更新頑張ります!! (2019年8月1日 21時) (レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
案内人 - 久作と零可愛いですね。こういう話好きです!!これからも更新がんばってください! (2019年8月1日 20時) (レス) id: 18b5c09236 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年6月17日 17時

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