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137話 ページ10

ア「う〜ん 君とはもっと話してみたいんだけど…
早くしないとエネル様に怒られちゃうからね!

いっくよ〜!!」


ギィン


凄い速さで何かが来て、それを錘で防いだ


ア「おぉー!
何時もはこれで首落としちゃうんだけどなァ…
君ホント凄いね!!

でもさ…
もうほとんど目は見えてないんだからさ、さっさと僕に殺されてよ」


「残念 まだ見えてるんだなァ
だから殺される気は全く無いね」


殺される気が無いのは本当


でも目が見えてるのは嘘


実は少し前から何も見えていない


だから此奴がどんな武器を持っているのかも、どんな表情をしているのかも、何も分からない


小説の主人公としてはかなり痛いな
状況が説明できないんだから




…でも


「『炎帝』ナメんじゃねーよ!」


錘で気配のする方へ殴った


ア「っわ!」


ドゴォン


避けたらしく、地面が抉れた音がした


ア「うわぁ…君凄い馬鹿力だね!
矢っ張りモルモットにしたいなァ…

ダメ?」


良いって答える奴いる訳ねーじゃん


「モルモットにされる気は無いって云ってるだろーがっ!」


ドゴォン


ア「えーっ ただ色んな毒の実験台になってもらうだけなのに…
きっと楽しいよ?」


「楽しい訳あるか
絶対なんねェ」


ア「そっか…
じゃあ仕方ないね!


さっさと死んでもらうよ」


プシュウー


またガスの音


何のガスか判らない


…でも

今は兎に角此奴をぶっ飛ばす!


気配の方へ錘を振るう


ドゴォンやらドガァンやら聞こえてくる


…目が見えないと中々当たらないな


凄く不便

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(プロフ) - ありがとうございます! 更新頑張ります! (2019年5月12日 6時) (レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 面白いです! 更新楽しみにしてます! (2019年5月11日 23時) (レス) id: 11bc736d7e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2019年4月11日 21時

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