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147話 Noside ページ21
エネルは斬りかかってきたゾロの刀を掴み電流を流した
そして、倒れたゾロの頭を踏みつけた
ミシミシと頭蓋骨が軋む
と、エネルにワイパーが組み付いた
するとエネルがふらりとよろめいた
どうやら、ワイパーが足に着けているシューターというものに、『海楼石』と呼ばれる能力者から力を奪う石を仕込んであるらしい
ワイパーは包帯を巻いた掌をエネルの左胸に当てた
ﾜｲﾊﾟｰ「くたばれ！
"
強い衝撃音と共に、エネルが血を吐いた
エネルは倒れたまま動かない
死んだ、様に思われた
だが、"神"を名乗り人々を恐怖で支配した此奴は、そう簡単には倒れない
ﾊﾞﾘｯ!!
例え、少し前に一人の神官の命を奪ったものだとしても
ﾊﾞﾘｯ
例え、使った本人の腕がボロボロになったとしても
ﾄﾞｸﾝ… ﾄﾞｸﾝ…
心臓が、動いた
ｴﾈﾙ「＿＿人は、神を恐れるのではない」
起き上がり、口許の血を拭う
"恐怖"こそが
"神"なのだ
ニィと嗤った
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薊(プロフ) - ありがとうございます！ 更新頑張ります！ (2019年5月12日 6時) (
レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 面白いです！ 更新楽しみにしてます！ (2019年5月11日 23時) (レス) id: 11bc736d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薊 | 作成日時：2019年4月11日 21時
