131話 ページ3
とてつもない大きさの大蛇は、ボク達を見ると襲いかかってきた
…ボクの事怖がらないなんて珍しいな
否、ただ興奮して気づいてないだけかもしれないな
攻撃を避けると、ボク達の後ろにあった木に蛇の牙が刺さった
すると、ジュワッと音を立てて木が溶けた
チ「毒…!?」
「…これは凄い」
ゾ「こりゃ…逃げた方が良さそうだな…」
ロ「確かに」
ル「コエ〜!」
取り敢えず逃げるか
その場から跳んで離れた
__
_
「…此処、何処だ?」
迷った
適当な所に跳んで逃げたら蛇が追いかけてきて、適当に走ってたら迷った
現在地も方角も何もかもわからん
しかも、砲弾の音が聞こえてきている
詰まりシャンディアと神官_恐らく下っ端だろうが_の戦闘が始まったって事だ
余り近づくと巻き込まれる可能性がある
怪我しても死ぬ事は無いが、死ななきゃ傷はすぐには治らん
それに痛いのは嫌だ
「…そうだ」
木の上から見てみれば遺跡の位置も分かるんじゃないか?
よし、早速試そう
…登った
遺跡遺跡…お、あった
真ん中にでっかい蔓が生えてるな
その上にも島雲があって、遺跡がある
…先ずは下の方の遺跡に行って、その後上を見てみよう
「…お」
視線を下に落とすと、雲の河が見えた
「丁度いい
ウェイバーを試したい所だったんだ」
ウェイバーを履いて、雲の河へと飛び降りた
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薊(プロフ) - ありがとうございます! 更新頑張ります! (2019年5月12日 6時) (レス) id: 449bdc9a82 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 面白いです! 更新楽しみにしてます! (2019年5月11日 23時) (レス) id: 11bc736d7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薊 | 作成日時:2019年4月11日 21時