二十一話 ページ23
私は今...武装探偵社に来ている…
何故こうなったのか…
遡ること数分前＿
首「A君､エリスちゃんのドレスを取りに行ってくれないかい？」
「分かりました」
首「●●って店だからね あと､探偵社に近いから気を付けてね」
「分かりました」
それから､品物を受け取って本部に戻ろうとしたら
ｶﾞｼｯ「待て」
後ろから腕を掴まれた
あぁ首領からの依頼受けなきゃ良かった…
掴んでいたのは､船の時に居た国木田?とか言う奴だった
国「蒼姫が何故ここに居る」
「私は頼まれた物を取りに来ただけだよ」
国「信用できんな 来い 探偵社に行くぞ」
ｸﾞｲｯ
「！ 私は今襲撃する気なﾑｸﾞｯ」
口を塞がれた
今逆らっても無駄だな
これは仕方ないか…
＿という訳だ
今は椅子に座っているけど､視線が居ずらい…
しかも太宰さんに腕を掴まれているから逃げられない
「私帰ってもい 太「ダメ」うぅ」
太「知らないの？君」
「何がですか」
太「君にも懸賞金かかってるよ」
「えっ」
どういう事？
太「君なんかが欲しがられるなんて､良かったねえ」
...まだ､言うのか
？「同棲なんて聞いてませんよ！」
ﾋﾞｸｯ
人虎と鏡花が凄い勢いで来た
太「部屋が足りなくてねえ」
太「それに新入り二人には家賃折半が財布に優しい」
虎「しかし」
太「彼女は同意しているよ ねえ」
鏡「指示なら」
太「判らないかい敦君 マフィアを追われ縁者もない彼女は沼の中のように孤独だ それに裏切者を処する為組織の刺客が来るやもしれない 独り暮らしは危険だよ」
虎「た...確かに」
太「君が守るんだ 大事な仕事だよ」
虎「分かりました！頑張ります！」
ｸｽｯ
からかわれてるなぁ
太「！」(彼女の笑顔は久しぶりに見たね)
その声で人虎がこっちを見た
虎「な 何で此奴がここに！」
一寸悪戯しよう
「あの五月蝿い眼鏡に連れてこられたの」
国「なっ！五月蝿いだと！」
太・虎「「ﾌﾞﾌｯ (いきなり弄った！)」」
国「貴様等､何故笑っている！」
また弄ろう←
…鏡花は大丈夫かな？
「鏡花､此処はどう？」
鏡「楽しい」
「そう 良かったね」
虎「鏡花ちゃんは渡さないからな」
「そっか… まぁ今は楽しむと良いよ」
国「何だと！」
太「まぁまぁ二人とも落ち着いて Aは…」
太ﾎﾞｿｯ「何時からそんなに生意気になったの やっぱり出来損ないだね」
「……」
まだ言うのか まだ
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作者名：薊 | 作成日時：2018年4月1日 21時
