翔吾くんと本屋さん2 ページ4
翔吾side
お互い本を読み終えたので、
カフェのデザートを食べて休憩することにした。
A「いいお話だったなあ……辛かったけど…
そう言えば、翔吾くんは好きな人いるの？」
翔吾「…………居ますよ、ずっと好きな人」
A「え！そうなの？？知らなかった…」
翔吾「誰にも言ってないんでね！」
A「どんな人か聞いてもいい？」
翔吾「一言で言えば、全てにおいて尊敬できる人です」
A「きっとすごい人なんだね！」
そうニコニコしながら言うAさんに胸が締め付けられた
A「デザートも食べたし、ちょっとお買い物しよ？」
翔吾「いいですよ、行きますか！」
翔吾「Aさん、ここに用事あったんです？？」
連れてこられたのは某有名ハイブランド店
A「うん！入ろう！」
Aさんに手を引かれながら入り、マフラーが置いてあるところに連れていかれた。
A「うーんこっち？それともこっちかな？」
翔吾「……あの、Aさん？」
A「ん？」
翔吾「……これ、俺に？」
A「そうだよ！プレゼント！」
翔吾「そんな……いいのに、」
A「私がプレゼントしたいだけだからいーの！」
翔吾「……ありがとうございます、」
Aさんは楽しそうに俺の首元にマフラーを当て
一生懸命選んでくれている。
A「はい！どうぞ！やっとプレゼント出来た！
ずっと首元寒そうだと思ってたんだよね！」
ああ、また好きなところが増え、宝物も増えてしまった。
頭ではそう考えつつも、心は満たされていた。
翔吾「Aさん……大事にしますね」
そして夜ご飯を二人で食べに行き、
いっちゃんの家へ送り届けた。
翔吾「……Aさん、ありがとうございます、
これからも勝手に好きでいていいですか…」
いっちゃんの家へ帰っていくAさんの後ろ姿に
呟きながら自分も家に向けて歩き出した。
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matsuhi1214(プロフ) - 続き 楽しみにしています！ (2月5日 2時) (
レス) @page38 id: ee9dc12a63 (このIDを非表示/違反報告)
s(プロフ) - Niki（にき）さん» コメントありがとうございます！デート編のお相手ご希望等ございましたら教えて頂きたいです！ (2023年3月27日 15時) (レス) id: 7f2f01d438 (このIDを非表示/違反報告)
Niki（にき） - 楽しく読ませていただきました！ぜひ、他のデート編なども見たいです！ (2023年3月27日 6時) (レス) @page25 id: 05dfffacb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：s | 作成日時：2023年1月27日 19時
