run2

たっくんの想い ページ2

拓磨side



Aさんとアップ中。

いつも俺が一番乗りでその次は絶対Aさん。

Aさんは、すらっとして綺麗で可愛いのに、
ゴリゴリのクランパーで、踊ったら迫力がすごい。

今もヘッドホンをしながら楽しそうに踊っている。


俺はこの時間が癒しのひとときでもあり、
Aさんを改めて凄い人だと実感する時でもある。



慎「今日も早いねー」


拓磨「まこっちゃん早いの珍しい」


慎「久しぶりにAさんとアップしたくてさー」


拓磨「でもいまお取り込み中だよ」


慎「……そうみたいだね、またあとにしよう」


そう、Aさんは1度踊り出すと15分くらいぶっ通しで
踊る化け物なのだ。(化け物とは失礼な！byA)



壱馬「やっちー今日も早いな」


拓磨「壱馬さんもアップですか？」


壱馬「そう、Aさんのダンス見ながらアップすると
俺も気合い入るんよなー」


拓磨「まじでわかります。めちゃめちゃ刺激貰えます」


壱馬「ほんっといい刺激いっぱいくれるよな」


拓磨「人一倍努力してきましたもんね…」



Aさんは、PG生でも無く、HIROさんが
直々にスカウトしてきて武者修行時代から
多くの批判を乗り越えてデビューした。


でもAさんは、前だけを見て決して後ろを振り向かずに
今まで俺たちとやってきた。
そんなAさんの事を今は誰も批判する人はいない。
むしろ、ランペの顔としてグループを引っ張ってくれている


A「…………はあ、つっかれたーー！」


拓磨「お疲れっす、今日もイカしてます」


壱馬「っしゃ！俺も頑張るか」


A「たっくん、ありがとう！壱馬も今日もかまそうね！」


壱馬「まじで最高ですAさん、やったりましょ！」


拓磨「さっき、まこっちゃんがAさんと
アップしたいって来ましたよ！」


A「全然気付かなかった！探してくるね！」


そう言って走って探しに行ったAさん。

体力化け物すぎる……


今日もライブ頑張ろう。
今日もグループに活気があるのは間違いなくAさんのお陰だ。




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