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正直僕が悪いよね、知ってた
でもお父さん、お母さんが迎えに来てくれると思ってたんだ
そしたら迎えに来たのはAヌナ
「テヒョン、帰るよ」
「お母さんに謝ろう」
期待ハズレ
元はと言えば君がお父さんお母さんの僕への愛情取るのが悪いじゃん
僕は帰ろうとしなかった
すると頬に痛みが走った
『いった…何すんだよ』
顔を上げたらAヌナは泣いてた
「どうして困らせるの」
「お父さんお母さんはテヒョンの事好きなのに」
僕は改めて自分の間違いに気付いた
愛情を欲しがったけど、
カゾクはいつも僕に愛情をくれていた
僕の頬に涙が流れた
「えっ！！ごめん！痛かったよね！ごめんね！」
君は謝ったけど、違う
痛くて涙が出てるんじゃないんだ
でも、止まらないんだ
僕は首を横に振ることしかできなかった
その後涙が止まらない僕にAヌナは手を離さず一緒に帰った
涙は生温かかった
繋いだ手も温かかった
涙の跡も消えない僕は家に帰ってお母さんに謝った
その時も手をつないでてくれた
あれから僕は愛情を求めてカゾクを困らせることはしなくなった
その時に家族の意味を改めて知った
いつも愛はすぐ目の前にあった
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作者名：麦茶 | 作成日時：2018年3月28日 23時
