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ちらほら人が残っている教室、だけども殆どの人が昼食で出てった
『ジミンくんはどこを聞いてなかったの？』
こうなったらさっさと終わらせてしまおう
「うーん、どこだろ？ヘヘッ」
ジミンくんは悪気のなさそうな顔で笑ってる
ちょっとは悪いと思ってほしいんだけど…
「あーでも分からないとこあってー」
『どこかな？』
「Aちゃんの返事、僕の告白に対する」
そうきたか
『あまりにも急だし、
私ジミンくんのことそんな知らないし』
「うんうん、それでどうなの？」
ジミンくんはカッコよくて笑顔は可愛いけど…
『そうなるとジミンくんごめんなさいってことで………』
「その返事はダメ」
『え、えぇぇ〜〜〜』
いやいやこっちは申し訳ない目一杯で断ろうとしてるのにその返事はダメって…ダメって……
「断る理由が僕のこと知らないなら受け付けないから
告白の返事は保留ってことで、ね」
ニコッとしたジミンくん
保留って普通告白された人がすることだよね！？
私が一応告白されたんだよね！？？
今だあんぐりとした私を見て
「Aちゃんが僕のことをよく知らないのは分かってたけど、
そこでとりあえず付き合おうかなってならなかったか〜〜
Aちゃんそういうタイプじゃなさそうだもんね
もしそうなったらいいなぁって思って聞いたけどならなかったな〜」
ジ、ジミンくん…？
「まあひとまず僕はフラれてないってことで
今後の返事に期待するよ、またね」
ジミンくん…？
友どころかジミンくんにまで置いてかれて展開に付いていけないんですけど…
ジミンくんによって用意された返事の機会が
ジミンくんによって延期された
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麦茶(プロフ) - harukaさん» ありがとうございます嬉しいです (2018年3月22日 12時) (
レス) id: 8c19f54494 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - こういう話大好きです！！！更新楽しみにしてますね！！頑張ってください！！！ (2018年3月21日 23時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶 | 作成日時：2018年3月14日 23時
