検索窓
今日:2 hit、昨日:11 hit、合計:150,183 hit

番外編5-2 ページ35

.


「ジミンくん…


お店、あの子に教えてもらったの?」



『うん!探してるって言ったら教えてくれてさ!』



「ふーん、そう」



あれ?なんか急にテンション下がった?



『また行くよね!??』



「またいつか行こうね」



いつかって聞くとだいぶ先に感じるな



『なんか急に元気ないね?』



「そんなことないよ?」



そんなことあるよ



Aちゃん気付いてないかもしれないけど口がちょっとムッとなってる



どうして?いつから?



さっきの教えてくれた子と話す前は何ともなかったし喜んでたのに



え?あの子と話したから?



それともあの子に教えてもらったから?



もしかしてヤキモチ焼いてくれたの!??



『Aちゃん、もしかしてヤキモチ?』



恐る恐る聞いた



違ったら恥ずかしい



「え!?そんなわけ…」



と、言いかけてうーんと唸った後、とても小さな声で



「ちょっと妬いたかも」


少し眉毛を下げて笑った



僕は思わずAちゃんを細い目を目一杯開けてじっと見た



「ジミンくんに女の子と話して欲しくないわけじゃないの!


友達なら仲良くしてほしいし、


でもちょっとモヤっとしちゃったのごめんね気にしないで!」



え、なにこれ



僕は今、珍しい瞬間に立ち会ってるのか?



Aちゃんがヤキモチ焼いた!!



超嬉しいんだけど!!!!



僕だけじゃなかった!!!!



『いや、僕は困ってないよ』



「なんかジミンくん急にすごい笑顔だね」



『そうかな!』



笑みが我慢できない



「ちょっと、私が沈んでるのに喜ぶわけ?」



『ごめんごめん』



もう完全に僕は笑顔だ




僕とAちゃんはいつも僕の矢印ばかりがAちゃんに向かってるのかと思ってたら、

意外と僕はAちゃんに愛されてるのかも



今日も僕は上機嫌です!


.

番外編6-1→←番外編5-1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
754人がお気に入り
設定タグ:bts , 防弾少年団 , JIMIN
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

麦茶(プロフ) - harukaさん» ありがとうございます嬉しいです (2018年3月22日 12時) (レス) id: 8c19f54494 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - こういう話大好きです!!!更新楽しみにしてますね!!頑張ってください!!! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:麦茶 | 作成日時:2018年3月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。