番外編5-2 ページ35
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「ジミンくん…
お店、あの子に教えてもらったの?」
『うん!探してるって言ったら教えてくれてさ!』
「ふーん、そう」
あれ?なんか急にテンション下がった?
『また行くよね!??』
「またいつか行こうね」
いつかって聞くとだいぶ先に感じるな
『なんか急に元気ないね?』
「そんなことないよ?」
そんなことあるよ
Aちゃん気付いてないかもしれないけど口がちょっとムッとなってる
どうして?いつから?
さっきの教えてくれた子と話す前は何ともなかったし喜んでたのに
え?あの子と話したから?
それともあの子に教えてもらったから?
もしかしてヤキモチ焼いてくれたの!??
『Aちゃん、もしかしてヤキモチ?』
恐る恐る聞いた
違ったら恥ずかしい
「え!?そんなわけ…」
と、言いかけてうーんと唸った後、とても小さな声で
「ちょっと妬いたかも」
少し眉毛を下げて笑った
僕は思わずAちゃんを細い目を目一杯開けてじっと見た
「ジミンくんに女の子と話して欲しくないわけじゃないの!
友達なら仲良くしてほしいし、
でもちょっとモヤっとしちゃったのごめんね気にしないで!」
え、なにこれ
僕は今、珍しい瞬間に立ち会ってるのか?
Aちゃんがヤキモチ焼いた!!
超嬉しいんだけど!!!!
僕だけじゃなかった!!!!
『いや、僕は困ってないよ』
「なんかジミンくん急にすごい笑顔だね」
『そうかな!』
笑みが我慢できない
「ちょっと、私が沈んでるのに喜ぶわけ?」
『ごめんごめん』
もう完全に僕は笑顔だ
僕とAちゃんはいつも僕の矢印ばかりがAちゃんに向かってるのかと思ってたら、
意外と僕はAちゃんに愛されてるのかも
今日も僕は上機嫌です!
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麦茶(プロフ) - harukaさん» ありがとうございます嬉しいです (2018年3月22日 12時) (レス) id: 8c19f54494 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - こういう話大好きです!!!更新楽しみにしてますね!!頑張ってください!!! (2018年3月21日 23時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:麦茶 | 作成日時:2018年3月14日 23時