番外編5-1 ページ34
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もともと僕の片思いから始まった関係
だからと言っちゃなんだけど僕の方がAちゃんのこと好きだと思う、
というかそうなんだけど。
Aちゃんが僕のことを好きでいてくれてるのは分かるけど
ちょっと寂しい
付き合ってからますます面倒な人間になったことは自覚してる
そもそもAちゃんはどうしようもなく僕を必要としたことがあるのか？
ないんじゃないかな
Aちゃんが嫉妬してるとことか見たことない
いつも僕ばかり嫉妬してる
『放課後さ、新しいパンケーキ屋に行かない？
ちょっと電車使うけど』
「いいよー
ジミンくんが連れてってくれるとこハズレないもん」
喜んで欲しくて念入りに調べたことは内緒である
「ちょっと電車混んでるね」
『Aちゃん潰されないように気を付けてね』
「これくらい大丈夫だよー…っとと」
電車が揺れて人に押されたAちゃんが僕の方に倒れてきた
『ほら言わんこっちゃない』
「ジミンくんごめん〜」
全然、むしろラッキー
Aちゃんを受け止める腕に力が入る
「ジミンくん…そんなにしなくても大丈夫だよ？」
『ん？そう？』
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ーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーー
昨日のパンケーキは美味しかった
自分で調べた&友達に聞いただけある
「ジミンくん昨日は美味しかったねまた行こう」
『昨日も何度もまた行こうって言ってたよねふふっ
気に入った？』
「そんな笑わなくても」
『ほんと行って正解だね』
「ジミン〜！！こないだ話したとこ行った？」
お店を教えてくれた子が声を掛けて来た
『お！昨日行ったよ！
僕も気に入ってさ！ありがとう！！』
「気に入ってくれたならよかったよ
じゃあね〜」
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麦茶(プロフ) - harukaさん» ありがとうございます嬉しいです (2018年3月22日 12時) (
レス) id: 8c19f54494 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - こういう話大好きです！！！更新楽しみにしてますね！！頑張ってください！！！ (2018年3月21日 23時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶 | 作成日時：2018年3月14日 23時
