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『ちょっと！なんで隣座るのよ！！』
「だって僕は君に告白したじゃん？
まあまだ返事は貰ってないけど。
君には僕という存在があることを周りに一応アピールしとかないとって」
『意味分かんないし、友達のところ行ってよ』
こいつはそれでも無視して私の隣に座っている。
実際、最近やたらと周りにジミンくんと付き合ってるの？なんてよく聞かれるようになった。
こいつの作戦は効いてるようだ。
事情を知ってる友達ですら私の両隣を埋めることはせず、
むしろこいつのために片方一方を空けるように座り出しちゃってどうしようもできない。
『友達はいいの？』
「みんな頑張れって」
『はぁ！？？はぁ……』
いよいよ私の周りに私だけの味方はいないようだ…
「Aは何が嫌なの？あのジミンくんだよ？」
昼休み食堂で友達と弁当をつついていたら友達がまた言い出した。
「Aだって入学したときジミンくんカッコいいって言ってたじゃない」
「なんなら今もカッコいいって思ってるでしょ、ジミンくんAのタイプだし」
「じゃあ尚更断る理由が分からないわ〜〜」
みんな口々に勝手なことを言う
「確かにジミンくんカッコいいって言ったけど、付き合うのに顔は関係ないじゃん…」
「うわー贅沢な奴がいるわー」
「うるさいなー顔だけじゃ付き合えないの！」
ジミンくんに告白された時、驚いたけど嬉しくなかった訳ではなかった。
ジミンくんカッコいいのは分かってたし。
でもそれだけで付き合うのってどうなのよ…
それにジミンくんに顔で選んだとか思われたくないし…
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麦茶(プロフ) - harukaさん» ありがとうございます嬉しいです (2018年3月22日 12時) (
レス) id: 8c19f54494 (このIDを非表示/違反報告)
haruka - こういう話大好きです！！！更新楽しみにしてますね！！頑張ってください！！！ (2018年3月21日 23時) (レス) id: 86ca7b35ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：麦茶 | 作成日時：2018年3月14日 23時
