それゆけ!!救急救命ガール!! 【SVT】

弟side ページ2

ユウside

隣でフンフンと鼻歌を歌う綺麗な女性は、俺の双子の姉だ。


この人はとにかく、びっくりするくらい天然で、かつお人好しで、ちょっと抜けてる。…とまぁまさかの厄介な三拍子が揃ってる…。


だから周りから羨望の眼差しで自分が見られてることに気づいて無いし、っというか気付く気配すらない。



Aは弟の俺が言うのも何だが、本当に容姿端麗だ。身長こそ156センチくらいと小さめ？だが、足はちょうどいい細さで尚且つ体の半分以上の長さ。
まぁ、簡単に言えばスタイル抜群ってこと。

顔は…まぁ言うまでもない。俺は世界一可愛いと思うし、たぶんこの世のほとんどの人も俺に賛同すると思う。


実際、この場にいる人間は男女問わず俺たちを見ている。


あ、当然そんな双子を持った俺も絶世の美男子だという自覚はある。


ナルシストだって？あぁ、そうだよ。、だってさすがに約20年間こんなに周りから見られたらさすがにナルシストにもなるって。



まぁ、こんな話は置いといて、とにかく今日はセブチ？のサイン会。


日頃は悪態ばかりつくが、まぁ一応俺は俺の姉が大好きだから喜ばせるためにCD積んで見事サイン会を当てたわけだ。(5枚だけなのは内緒な)


俺自身は全然セブチには興味無いんだが、姉のためならまぁ全然苦じゃない。





……さっきからワクワクって文字がピッタリな表情で目を輝かせて隣で座っているA、そしてそんなAを見つめる人々。


今までもそうだがこいつは俺が横で守ってないと、すぐ悪い狼に喰われるからな…。今日も今日とて頑張るとしますか…。

私、出動!!→←さぁ、始まりました!!サイン会!!

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す