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龍斗「 お邪魔しまーす 」
これどうぞって手土産を忘れない作間くんは
本当にイイ後輩 。
瑞稀「 とりあえず飲み物これだけ持って来た 」
瑞稀は手土産なんて持って来ないけどね 。
冷蔵庫使わせてくれているし 、
別にいいけど 。
.
龍斗「 それでは …… お疲れ様でーす！」
瑞稀「 お疲れ 、乾杯」
『 お疲れ様！』
乾杯の音頭と共に飲み物をごくりと飲んで 。
作間くんもこの前 、誕生日だったらしく
もうお酒を口に出来るようでグビグビ飲んでいる 。
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龍斗「 上手いっ 」
『 もうお酒の味覚えちゃったの？』
龍斗「 完全に覚えましたね 」
そんな会話を交わしたものだから
作間くんはお酒に強いんだと思い込んでいたのに
龍斗「 いーのーうーえーさーん 」
瑞稀「 うっざ 」
気づけば面倒臭いタイプに完成していた 。
.
『 瑞稀 、毛布取って 』
瑞稀「 はい 」
くたーっと横になった作間くんに毛布を掛けて 。
瑞稀「 意外と酒弱かったな 」
『 まさかこんなに弱いとは 』
瑞稀「 普段しっかりしてるからか 、酔うと面倒 」
『 それはあるね 』
瑞稀と昨日のように向かい合って
お酒を飲む 。
.
瑞稀「 あ 、無くなった 」
『 もうゼロ？』
瑞稀「 んー … うん 、ゼロ 」
『 じゃあ私取ってくるよ 』
空になった缶を振る瑞稀にそう伝えると
じゃあよろしくって鍵を渡された 。
『 5本くらい適当に選んで持って来るね 』
瑞稀「 俺が好きそうなやつでよろしく 」
『 はーい 』
.
すぐ隣の瑞稀の部屋 。
渡された鍵を鍵穴で回すとストっと
開くドア 。
お邪魔しますって朝と同じように
冷蔵庫を開いて 。
適当に5本くらい選んで袋に入れる 。
.
冷蔵庫を閉めて部屋を出る
…… 前に一度部屋を見渡して 。
あまりゴチャゴチャしてないシンプルな部屋 。
『 ん？パソコン？』
朝は気づかなかったパソコンがテーブルの上に
ロックが解除されたまま置いてある 。
そっと覗くとヘッドホンが繋がっていて
1ヶ月前から今日までのフォルダが表示されている
.
ただの好奇心 。
いくら気の知れた瑞稀とは言えど
こんな事は駄目なはずなのに 。
私は今日付けのフォルダをクリックした 。
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hiレベルな小５ - みるるんさん天才ですね(笑) (2020年2月24日 15時) (
レス) id: 62d5677c5a (このIDを非表示/違反報告)
ちぇり - 天才か……って思いました。。普段ゴリゴリのハッピーエンドなものばかり読んでいましたが、こういうのもありだなって思いました！！読んでよかったです。 (2019年12月1日 1時) (レス) id: 533c7622c3 (このIDを非表示/違反報告)
もえか(プロフ) - ヒントが鍵になってすごく大切な役割をしていてすごくドキドキしました。今まで読んできた小説の中でも一番ドキドキしました (2019年4月11日 23時) (レス) id: fde18b38d0 (このIDを非表示/違反報告)
静 - 最後の一文は、最後までハラハラしながら読ませていただきました。です。変になってしまい、申し訳ございません。 (2018年8月16日 8時) (レス) id: 649cb61653 (このIDを非表示/違反報告)
静 - 途中で作間くんがテレビの裏を見るシーンがあったのでもしかしたらと思いましたが、まさか本当にそうだとは…最後までハラハラしながらきました読ませていただ (2018年8月16日 8時) (レス) id: 649cb61653 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるるん
| 作成日時：2018年3月19日 6時
