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「っ…ぁ、…高木ぃ、く、」
「おいおい、最中に苗字呼びはねぇだろ?」
相変わらず余裕そうに俺に語りかけ
耳元で
"雄也、だろ?"
そう言われベロりと耳内を舐められる
「…ふぁ!…っ、ゆ、やぁ、」
「はは、可愛いじゃん」
気持ちいいのと痛いのと異物感でいっぱいで
ひたすらにわけがわからない
「ねぇ、名前教えてよ」
俺の視界の上では意地悪そうに微笑んだ高木くん
その首のネックレスがユラユラっと揺れて俺の思考を鈍くさせる
「有…岡…、っだい、き…っぁ、」
「はは、もう指三本余裕じゃん、有 岡くんこっちの素質あるんじゃねぇの?」
ケタケタと笑う高木に心臓が跳ね、それに比例するように秘部もキュンっとなり高木の指を締め付けるのが自分でもわかった
「ねぇ、有 岡くんってさ、マゾなの?」
「んな、ちげぇ、っ…ぁ、」
「説得力ねぇな…」
ヌポッと音を立てて俺の中からでた高木の指を口の前にずいっと出され
「舐めてよ」
と低音で言われ勝手に身体が震え、素直に口が開いてしまう
「っぅう、…ん、っちゅ、ふっ、」
「はは、そんなに吸って…美味しいの?」
一言一言の言葉に、高木の声が重なって
俺の体はだんだんとおかしくなる
口から抜かれた手がなんだか名残惜しくて
「たかきぃ、」
そう名前を呼べば
「…っ、可愛い顔すんじゃん」
そう言われキスをされる
甘い香りに大人のキスに
これが同性とか、初めて今日あったとか
ボーカルに加入してもらう為とか
そんなこともうどうでも良くなってきて
「…ねぇ、もう、していいよ?」
早く高木で満たされたくて口が勝手にそう動いた
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ゆみ(プロフ) - はじめまして♪くじらさんだから描ける明るいだけじゃない、苦かったり酸っぱかったり、リアルなオレンジがとても共感出来て面白く拝読いたしました。次はどの色のお話なのかとても楽しみです(^^) (2019年1月16日 14時) (レス) id: b1371ccaed (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - とっても素敵なお話ですね~!次のお話が楽しみです!更新頑張ってください! (2018年12月15日 23時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - くじらさんの最新作凄く好きです!いつも作品楽しく拝見させて頂いてます!これからも続き気になるので更新頑張って下さい!応援してます! (2018年12月15日 22時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くじら | 作成日時:2018年12月15日 22時