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｢……へぇ。で？俺の事離せないと？｣
｢すごいリアルな夢だったんだよ！ほんとに！映画撮れるレベルだった｣
｢だからって楽屋で俺の事を膝に乗せる意味は分からないけどな｣
｢…なんか今日は大ちゃんを離しちゃいけない気がするんだよね｣
そう言いながら肩に頭を埋めはぁ、とため息をつく
｢いや俺これから花見ロケな！｣
｢…俺も行きたい…｣
｢…プロデューサーに聞けば？｣
｢え？いいの！？｣
｢だってどうせヒカので薮ちゃんついてくるだろうし…恋人にそこまで求められて悪い気はしない、｣
｢…大ちゃん…可愛い…｣
｢あーもううるせーな！いくぞゆうと！｣
｢ふふ。大ちゃんとデートだ、カメラ持ってくるね｣
｢え、あーうん、｣
ふいに俺の事をおいてどこかに行こうとするから
勝手に手が伸びた
｢…ふふ、どうしたのこの手。服の裾持たれたら俺動けないんだけど｣
｢…なんか俺も離れたくない気分なんだよ｣
｢ほら、俺の夢通りじゃん！｣
｢いや、そうはいってねぇから！｣
…ねぇ裕 ○。
本当は全部俺はずっと前から覚えてたよ
お前の見た夢のこと
お前もすごしたたくさんの"あの頃"も
この今も
今日が過去の俺らの別れた日なら
きっと今日が俺らの愛のカタチの日だから
｢…ゆうと、かがめ｣
｢へ？なに？あたまになにかついて、｣
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あの頃あなたがしてくれたように
想いのキスを今日は俺から
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ゆみ(プロフ) - はじめまして♪くじらさんだから描ける明るいだけじゃない、苦かったり酸っぱかったり、リアルなオレンジがとても共感出来て面白く拝読いたしました。次はどの色のお話なのかとても楽しみです(^^) (2019年1月16日 14時) (
レス) id: b1371ccaed (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - とっても素敵なお話ですね~！次のお話が楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - くじらさんの最新作凄く好きです！いつも作品楽しく拝見させて頂いてます！これからも続き気になるので更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじら
| 作成日時：2018年12月15日 22時
