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いやいや、どうして俺は今ベットにいるのか
ボーカル獲得のためとはいえ体張りすぎじゃね？
先に入っていいと言われたシャワーから上がり
ゴロンと横になり天井を見上げハーっと盛大に大きなため息をつく
でも、すごい好きな声なんだよ
どうしても手に入れたいって思うんだもん
たとえ今日初めて聞いた声であっても
その声に魅力を感じたのは間違いじゃない
だから、俺のこの判断は＿＿＿＿＿＿＿＿
きっと間違っていない
シャワールームからバスローブを羽織った高木くんが出てきてベットに近づいて
｢…ねぇ、男に抱かれたことあるの？｣
俺にそう問う
｢いや、ない…けど、｣
｢ふーん…にしては潔いじゃん｣
｢お前の声…どうしても手に入れたいから｣
そういえば小さく舌打ちをして
ベットに押し倒される
｢は、そんなんで体差し出せんの。馬鹿だな…ほんとに、｣
優しく顔を撫でられぞくぞくっと背中が粟立つ
なんだか悔しくて
｢高木くんこそ、その、男抱いたことあるの？｣
そう言い返したのに
｢んー、俺穴があれば性別問わないから｣
｢…そうなんだ、｣
その答えに何故か傷ついている
｢…まぁいいんじゃない。せっかくなら楽しめよ｣
口角を上げながら段々と近づいてくる顔
同じシャンプーのはずなのに、全然違う香りに目眩がして目を閉じた
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ゆみ(プロフ) - はじめまして♪くじらさんだから描ける明るいだけじゃない、苦かったり酸っぱかったり、リアルなオレンジがとても共感出来て面白く拝読いたしました。次はどの色のお話なのかとても楽しみです(^^) (2019年1月16日 14時) (
レス) id: b1371ccaed (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - とっても素敵なお話ですね~！次のお話が楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年12月15日 23時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
yuria(プロフ) - くじらさんの最新作凄く好きです！いつも作品楽しく拝見させて頂いてます！これからも続き気になるので更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: 30859cc1ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くじら
| 作成日時：2018年12月15日 22時
