大好きだってば

恋人第一 ar ページ9

「はい、てなわけで…ねこれね、」

「ね、俺ら着替えましたけど…これ意味ある？」

『もちろんです、ではこちらへ』

そういい連れてこられた
最強デートプランの1個目は

「やべぇ王道じゃん」

「いや、王道っていうか…これ、いいの？」

連れてこられたのは
恵比寿カーデンプレイス時計広場

「いや、これ先輩も後輩出てたからね…」

『まずは告白から…えーと…じゃあ○○さんいってみましょうか』

「え、なにその雑なフリ！もー、何 俺は告白すればいいの？」

『そうです…できたらリアルなヤツをお願いします』

「リアルなヤツって…おい高木！何笑ってんだよ…」

「いやごめん、○○くんは花の何人組かなぁって考えたらつい…」

「ったくー、え、もういいの？」

『はい、お願いします』


すっと息を吐いて山田に告白したことを思い返す

あ、山田に告る気でいけばいいのかなるほど

「あのさ…今日はお前に大事な話があって…ごめん変にかしこまって。うん、俺らしくないのは分かってる…でもどうしても伝えたくて。1回しか言わないからよく聞いて？俺はお前のこと大好きだ、本当に本当に大好き…だから俺と付き合ってくれませんか？」


「おぉ〜」

『おぉ〜』

「いやいや、おぉ〜ってなに？その意外だなぁみたいなリアクションなに？」

「いや、うん、なんかよかった○○くんっぽくて」

『はい、良かったです』

「そ、そうかな？」

この告白をしたら泣きながら
"俺も大ちゃんが好きです…"
って言ってくれたんだよなぁ…


あぁやべぇ山田に会いたくなってきた

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