絶望 ページ21
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『疲れた………』
一足先に撮影を終えてのんびりしていると、男性のスタッフさんがやって来て、心配そうに私にココアを渡してくれた。ココアは大好きだからありがたく頂いた。
👤「いつもお疲れ様です。」
『ありがとうございます。そろそろみんな戻ってきます？』
👤「あーまだなんじゃないですかね」
『そうですか………』
疲れたからリノオッパにぎゅーしてもらいたかったのに。早く戻ってきてくれないかな。てかこのスタッフさん、いつまでここにいるんだろう。少し不思議に思ったけれど、別に迷惑してる訳じゃないからいいかといただいたココアを口にした。
瞬間、心臓がドクンと波打ち、バクバクと速く動いた。なにこれ………口から出るのは心臓とともに速くなった呼吸のみ。
👤「どうされました！？」
『わ、かんな……です、はぁっ』
👤「僕が治してあげましょうか」
『治すって……どうやって………』
👤「いい方法を知ってますよ。性 行為をすると治るんです。」
『………は、？』
先程までの心配そうな顔とは一変、ニヤニヤしながら私に近付いてくる男に危険を感じ、逃げようと思った。だけど、恐らくココアの中に変なものを入れられていたせいで体がおかしい。思うように動けない。
『や、めて………っ、こないで、』
👤「どうしてですか？そんなにキツそうなんですから治した方がいいでしょう」
『何飲ませたの………っ、』
👤「そんなことも分からないなんて初心ですねㅋㅋココアの中に入れたのは媚 薬ですよ、それを飲むと全身が熱くなってそういう気分になるんです。」
『なんで、そんなこと………』
👤「ずっと好きだったからだよ。既成事実さえ作れば、俺から離れることはできない。アイドルだってできなくなるかもね？」
『っ…………！』
その言葉に絶望した。アイドルを生き甲斐に生きてきたというのに、こんな所でこんな男に壊されちゃたまらない。なんとかして逃げなきゃ。そう思うのに、やっぱり動けない。
お願い……誰か、助けて、
ミノオッパ………
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うおおお - めっちゃ好きですほんとにこの作品大好きですがんばってくださいうおおおおお (1月20日 21時) (
レス) id: a7e6947a9b (このIDを非表示/違反報告)
Lee - 作品とっても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (1月17日 21時) (レス) @page20 id: 68b5a79181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百合姫 | 作成日時：2024年1月4日 16時
