･ ページ15
.
Lee Know side
LK「みんなに聞いてほしいことがあるんだけど」
HN「何を？」
LK「まだJYPに入る前、俺とAがバックダンサーだったことは知ってるよね？その時にあったことなんだ。」
Aは小さい頃は身体が弱くてよく体調を崩しては入退院を繰り返すほどだったらしい。今はかなり免疫をつけて、丈夫な身体になったようだけど、バックダンサーの時に一度だけ今回のように高熱を出して倒れた時があった。
歳が近かったのもあって俺はすぐAと仲良くなった。その時からお互いにほとんどの時間を一緒に過ごしていた。倒れた時は本当に焦って、どうしたらいいのか分からなかった。そんな時、BTSのメンバーであるホソギヒョンが冷静に対処をしてくれた。
LK「その時は今みたいに自宅療養ができるものじゃなかった。少し重めの病気でね、入院が必要だったんだよ。Aは自分が身体が弱いことを負い目に感じてる。だから体調管理には人一倍気をつけてる子なんだ。泣きながら人に迷惑をかけるなら自分はいない方がいいのかもって言ってたよ。」
HN「ヌナが………」
BC「そんなことがあったんだね。それなのに俺、人に迷惑をかけてるだなんて言っちゃったよ………」
LK「たぶんAがあんなに泣いたのは、チャニヒョンの言葉にバックダンサーの時のことを少し思い出したからなのかもしれない。」
やだ、もうやめる、迷惑かけたくない。
入院中はよくそう言っていて、その度に俺が止めていたんだよね。同じダンスイベントに参加した時、一緒にJYPからスカウトを受けた時、本気で運命だと思った。デビューなんて私には無理だと言ったAを、必死で説得したっけ。
LK「そんなことがあったから、JYPからスカウト受けた時も断るつもりだったみたい。」
IN「え！？そうなんですか！？」
LK「うん。俺が説得して無理やり一緒に入ったようなものだよ。」
SM「じゃあリノヒョンがいなきゃヌナはここにいなかったってわけだ。」
CB「Aのやつ、全然自分のこと話さないからそんなことがあったなんて知らなかったよ。」
FL「ヌナのことみんなで守らなきゃね。」
LK「そうだね。」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 656人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うおおお - めっちゃ好きですほんとにこの作品大好きですがんばってくださいうおおおおお (1月20日 21時) (
レス) id: a7e6947a9b (このIDを非表示/違反報告)
Lee - 作品とっても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (1月17日 21時) (レス) @page20 id: 68b5a79181 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：百合姫 | 作成日時：2024年1月4日 16時
