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Seungmin side
SM「ヌナ！」
『ヒュッ、けほっ、はぁ……すんみ、な、』
未だかつてこんなに弱っているヌナを見るのは初めてだった。だからイエニも呆然としていた。喘息が起きているのか息を吐くだけで辛そうで、先程見た時よりも顔色は格段と悪そうだった。
申し訳程度の額に乗せてあった冷たい氷とタオルはとっくに温くなっていて、すぐに薬局で買ってきた熱さまシートを額に貼った。
IN「ヌナ……っ、大丈夫……？」
『いえな、心配かけてごめんね……げほっ、』
IN「ごめん、もう喋らなくていいから！」
SM「この身体の熱さ尋常じゃないよ、40℃くらいはありそう………」
IN「リノヒョンまだなの？」
あまりに辛そうなヌナを見て、イエニは今にも泣いてしまいそうだった。思わず声を掛けるも、話すのすらしんどそうなヌナに喋らなくていいと止めた。僕たちにできることはチャニヒョンにヌナの様子を伝えに行ったリノヒョンを待つことだけだ。
LK「A！！」
『………おっぱ、』
LK「ん、辛いね……もう大丈夫だよ。今救急車呼んだから。」
SM「リノヒョン、」
LK「同乗できるのが一人だけだから、俺行ってくるわ。」
IN「待ってよ、僕も……！」
LK「マネヒョンが車回してくれるからそっちに乗って来てくれる？」
IN「分かりました。スンミニヒョン、行こう。」
SM「うん」
ヒョンはヌナを姫抱きして先に運んで行ったので、僕とイエニもリビングにいるであろうみんなと合流して病院へ向かうことにした。
HJ「ねぇ……ヌナ、大丈夫だよね？」
FL「縁起でもないこと言わないでよ。絶対大丈夫、ヌナだもん。」
BC「Aのことだから笑って戻ってくるよ。」
リクスとチャニヒョンはそう言うけど、顔を見れば不安の色でいっぱいなのがひと目でわかった。二人だけじゃない、もちろんさっきからずっと不安げなヒョンジナもそうだし、チャンビニヒョンもハニもイエニも僕もマネヒョンもみんな。そりゃそうだ。今までこんなことなかったんだから。
ヌナ、お願いだから無事でいて。
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うおおお - めっちゃ好きですほんとにこの作品大好きですがんばってくださいうおおおおお (1月20日 21時) (
レス) id: a7e6947a9b (このIDを非表示/違反報告)
Lee - 作品とっても面白いです！これからも頑張ってください！応援しています！ (1月17日 21時) (レス) @page20 id: 68b5a79181 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百合姫 | 作成日時：2024年1月4日 16時
