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大「おつカレーライス。」
龍「おつかつどん。」
金「おつかれっす。」
大「おい、ボケろよそこは笑」
まじどうでもいい人たち
でもまぁ、那須も腕以外は普通通りやってたし
いっか
「じゃ、おつかれ。」
那「ん、おつかれ。」
事務所の前で、みんなと別れて
自転車に乗る
最近自転車で移動するのにハマってて
顔に当たる風が気持ちいい
-
-
〜♪
キキィ…
「……ぇ…」
ポケットから取り出した携帯の画面に
映し出された名前に
さっきまでの心地よさが、一瞬でざわつきに変わる
「はい…」
……。
「もしもし…?那須?」
那『……ドンッ…』
…えっ?
「ちょ、那須?那須?どした!」
那『……○△※、◻×…』
電話の向こうで誰かの声がするけど
遠いのかよく聞こえない
「那須!おい、大丈夫か?!那須!」
-
-
那『…浮、所…っ…助け、て…ドンッ…!』
「おいっ!」
ブツ…
鼓動がうるさいくらいに身体中に鳴り響く
微かに聞こえた、助けを求める声
そしてその後聞こえた鈍い音
〜♪
藤『もしもしー?』
「藤井くんっ…那須がやばいかもっ…」
藤『え…?』
自転車の向きを変え
来た道を爆走
根拠はない…
でも多分
事務所だ…
くっそ…
今日もっと聞き詰めとけば
駐輪場へ雑に停めた自転車
携帯を片手に
中へと急いだ_
-
-
藤「あっ!浮所っ!」
「あっ…」
藤「那須がやばいって何?!」
完全に俺と同じスタイルで
携帯片手に、息を切らして駆け寄ってくる藤井くん
-
藤「まじか…この前から変だったの、ガチだったんだな…」
那須がいる部屋を探しながら
事情を説明したら
藤井くんも、少し落ち込んだ声を漏らした
ここ最近…ほぼ毎日顔合わせてて
様子が違うことも、気づいてたのに…
「…どこだよっ…」
那須…
ガタンッ…
えっ…
「ね、ぇ…今…」
藤「うん、なんか音したよね…」
それは、さっきまで俺たちがいた楽屋のすぐそばの会議室
窓もなくて、外からは何も見えないけど
「…さっき、電話で聞こえたのと似てる…」
ここに…?
俺は
少し強張る手で、静かに扉に手をかけた…
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うっきー(プロフ) - よろしくお願いしますm(__)m (2021年7月21日 21時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - うっきーさん» ありがとうございます。時間をいただきますが、お応えでからように頑張りますので、それまでしばらくお待ちください。よろしくお願いします! (2021年7月18日 14時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
うっきー - 事情を聞いて解決するというお話がみたい(?)です!長々となってしまいましたがよろしくお願いします!m(_ _)m (2021年7月18日 13時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
うっきー - リクエストお願いしてもいいですか?美少年でメンバーがピリピリしていてそんな中で浮所くんが体調悪いのを隠して仕事をして失敗を何度もしてしまいほかのメンバーは浮所くんの体調不良に気づかず当たってしまい浮所くんが出ていってしまった時に、キンプリの紫耀くんが (2021年7月18日 13時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - みみさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。本当に、ゆっくりすぎてすいません。そう言っていただけて嬉しいです。これからも楽しんでいただけるように頑張ります。 (2021年7月18日 8時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほるる | 作成日時:2021年1月16日 17時