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浮所side
ス「いや、お2人今日凄かったですね!」
「いや、全然!」
ス「さすがインテリだなぁ。」
那「やめてくださいよ笑」
ス「いや本当に!僕、全然分かりませんでしたもん!」
「あははっ笑 またまたぁ!」
ス「イケメンで頭良くて、もぉいいとこ取りで羨ましいっす笑」
那「いいとこ取りって笑 でも、ありがとうございます。」
お世辞でも、こんな風に褒めてもらえるのは嬉しい
勉強、頑張ってて良かった
今までやってきたことが、無駄じゃなかったって
実感できるから
勉強を、仕事が出来ない理由にしたくない
これは俺と那須の共通した気持ち
だからこれまでもずっと
いくら勉強が忙しくても、レッスンは可能な限り出てきたし
どうしても都合がつかないときは、別日にレッスンを入れてもらって、周りの迷惑にならないように努力をしてきた
他のメンバーも
俺たちがインテリ枠としていることを応援してくれてて
"こんな秀才が2人もいるなんて、誇りでしかないよ"
そんな言葉まで言ってくれた
新しいアイドル像を
俺たちがつくる
偉そげかもしれないけど
そのくらいの気持ちでいたんだ
あの日
突然現れた、あのプロデューサーと出会うまでは…
-
-
それは
以前にも出たことのあった、ある情報バラエティーの収録でのことだった
マ「番組のプロデューサー変わったらしいから、ちゃんと挨拶しとけよ。」
マネージャーに、そう言われ
那須と一緒にプロデューサーを訪ねた
「美少年の浮所です。」
那「那須です。」
「「よろしくお願いします。」」
プ「はいはい、よろしくね。君たち、前にも出たことあるんだよね?」
「あ、はい。前に1度…今回も呼んでいただけて嬉しいです。」
那「頑張ります。」
プ「あー…いいよ、頑張らなくて。」
「「…ぇ?」」
謎の言葉に、思わず声が漏れる
プ「僕ね、あんまり好みじゃないんだ。君たちみたいなの。」
……ぇ、と…
「……、」
那「……。」
プ「アイドルのくせに、頭いいキャラで売る感じ?どうせそういう戦略でしょ?」
「い、や…戦略とかじゃ、」
プ「どっちにも手出して、上手く売れようって魂胆が丸見えなんだよね。キャスティングも僕してないし。」
「…あ、の……」
一瞬、夢でも見てんのかと思った
こんなこと言われんの
初めてだったから…
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うっきー(プロフ) - よろしくお願いしますm(__)m (2021年7月21日 21時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - うっきーさん» ありがとうございます。時間をいただきますが、お応えでからように頑張りますので、それまでしばらくお待ちください。よろしくお願いします! (2021年7月18日 14時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
うっきー - 事情を聞いて解決するというお話がみたい(?)です!長々となってしまいましたがよろしくお願いします!m(_ _)m (2021年7月18日 13時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
うっきー - リクエストお願いしてもいいですか?美少年でメンバーがピリピリしていてそんな中で浮所くんが体調悪いのを隠して仕事をして失敗を何度もしてしまいほかのメンバーは浮所くんの体調不良に気づかず当たってしまい浮所くんが出ていってしまった時に、キンプリの紫耀くんが (2021年7月18日 13時) (レス) id: 7309c1df14 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - みみさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。本当に、ゆっくりすぎてすいません。そう言っていただけて嬉しいです。これからも楽しんでいただけるように頑張ります。 (2021年7月18日 8時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほるる | 作成日時:2021年1月16日 17時