＊ ページ9
K
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それからしばらくの間
廉の家はすごいバタバタしてて
やっと、ゆっくり会えたのは
1ヶ月ぐらいしてからだった
.
.
「おはよ、廉。」
神「おはよ、」
廉「おはよっ！」
この時、廉に覚えた一瞬の違和感は
今も時々感じることがある
何か、本当の感情を俺たちに隠して
無理矢理作った笑顔
本当は、おはようなんて
言える状態じゃなかったはずなのに
まだ中学生の俺たちには
そこにうまく踏み込む術が見つからなかった
.
.
だって廉は
事故にあった車
おばちゃんの運転する隣に乗ってたから…
.
.
.
律「海くんトイレ長い、大すんなら自分家でして。」
おっ…と
ガチャ
「してねぇよ！」
律「じゃあ何、小そんな出るん？」
「出ねぇよ！」
律「ふーん、」
「ったく…可愛くねぇな。モテんぞそんなんじゃ。」
律「どーでもええわ…」
「は？！小6とか、どうやったらモテるかしか考えねぇもんだろが！」
律「海くんそやったんや…」
「ちゃうわ！俺はモテてたんだよ既に！」
律「聞いたことないけど。」
「あれよ！」
律「俺ジンくんの方がいい。」
「なっ…あんなカテキョ野郎のどこがいいんだよ。」
律「カテキョ関係ないやん…ジンくん優しいもん。」
「あー嘘嘘、あれは嘘よ。あいつの本性は…
廉「お前らいつまでトイレおんねん。」
「おい！律が反抗期だぞ！」
律「反抗してへんやん、」
「それだよ！お前それでも小6か！」
廉「逆に見えんな、」
「たしかに…じゃねぇよ！何つった今！」
律「うるさい…まじうるさい。」
「誰のせいだよっ、」
廉「はいはい、もーやめ。律、お前宿題せぇや。」
律「…したし、」
「嘘つけ！」
律「ほんまやしな！」
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ほるる(プロフ) - キラさん» キラさん、初めまして。メッセージありがとうございます。とても嬉しいです。そんな風に言って頂けると、描いてよかったなと励まされます。また、もっと頑張ろうという気持ちも湧いてきます。まだまだ拙いですが、私なりに言葉を選びながらこれからも頑張ります。 (2022年1月24日 0時) (
レス) @page46 id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - ほるるさん、初めまして。過去作品からこの作品まで全て楽しませてもらってます。どのお話もとても感動するものばかりでしたが、今回更新されていた部分で涙が止まらなくなりコメントさせて頂きました。ほるるさんが紡ぐ言葉が大好きです！ (2022年1月23日 20時) (レス) id: 771ce9fcff (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - 美紗さん» ありがとうございます。更新頑張りますね。 (2022年1月23日 15時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
美紗 - ほるるさん» 了解です(*^-^*) (2022年1月23日 15時) (レス) id: 74b943358d (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - 美紗さん» いえいえ、それだけ作品に入り込んで下さってるのかなと思うと、ありがたいことです。色々な読み方があると思うので、全然大丈夫ですよ。美紗さんもいつもありがとうございます。所詮私の自己満足作品ですが今後も読んで下さる方に少しでも楽しんで頂ければ幸いです。 (2022年1月23日 13時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほるる
| 作成日時：2022年1月3日 21時
