＊ ページ50
K
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まるで、夕方のやりとりを見てたかのような
今の律には、痛いほど突き刺さるであろう先生の言葉
医「……みんなで、支えてあげてね。彼は…相当な頑張り屋だから。どんな彼も、受け止め続けてあげて。」
ずっと踏み込めなかった、廉の心の奥に
俺たちなら、入ってもいいんだ
きっとそうだよな
…な？
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医「はい、点滴はこれで終わり。それで、これからなんだけど…」
「…やっぱ、入院とかした方が……？」
医「うー…ん、まぁその方が体は楽かもしれない。でも、どちらにせよ、出来ることは痛みを抑えるのを続ける…だけにはなるからね…後は廉くんの気持ち次第、かな。」
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廉「……帰り、ます。」
「廉っ、！」
医「あ、起きた？」
神「お前…気分は？」
廉「……大丈夫、」
神「嘘やな、」
医「廉くんが帰りたいならそれでも構わないよ。」
廉「帰り、ます…」
律「でも、」
廉「…ふ…大丈夫。」
医「分かった。じゃあ自宅で様子を見よう。点滴の代わりに1つ薬増やしておくね。」
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律「ほんまに…大丈夫なん、？」
廉「…ん、大丈夫。」
ゆっくり体を起こす廉に、律は不安気
医「ぁ、ちょっといい？」
「え、あぁはい。」
医「悪いね、君たちには少し助けて欲しい。」
神「…いえ、それは全然。」
医「家に帰るのは問題ない。でも、さっき言った通り、今回は少し回復に時間がかかると思う。今は薬が効いて落ち着いてるけど、それも切れればまた…」
「…はい、」
医「まぁ本人もそれは分かってるはずだから、無茶はしないと思うけど、極力体力を使わないように、休ませてあげて欲しい。君たちも知ってる通り、こうなるとしばらくは水も受け付けなくなることが多いから。薬を飲むのもひと苦労なんだ。」
「…そ、っすよね。」
医「基本は飲み薬で抑えたいけど、でもどうしても飲めなかったり、飲んでも痛みが引かない場合は、注射薬を使って。」
神「はい、」
医「ごめんね、本当はご家族にお願いすることなんだけど…律くんはまだ小学生だしね…」
「大丈夫です。それは俺らがちゃんと。」
医「ありがとう。往診は、僕が家に行くから。」
「え、先生が？」
医「うん、そのくらいはさせて欲しい。」
神「…分かりました、お願いします。」
＿＿後は、出来るだけ1人にしないであげて
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☆すいません、移行します。
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ほるる(プロフ) - キラさん» キラさん、初めまして。メッセージありがとうございます。とても嬉しいです。そんな風に言って頂けると、描いてよかったなと励まされます。また、もっと頑張ろうという気持ちも湧いてきます。まだまだ拙いですが、私なりに言葉を選びながらこれからも頑張ります。 (2022年1月24日 0時) (
レス) @page46 id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - ほるるさん、初めまして。過去作品からこの作品まで全て楽しませてもらってます。どのお話もとても感動するものばかりでしたが、今回更新されていた部分で涙が止まらなくなりコメントさせて頂きました。ほるるさんが紡ぐ言葉が大好きです！ (2022年1月23日 20時) (レス) id: 771ce9fcff (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - 美紗さん» ありがとうございます。更新頑張りますね。 (2022年1月23日 15時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
美紗 - ほるるさん» 了解です(*^-^*) (2022年1月23日 15時) (レス) id: 74b943358d (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - 美紗さん» いえいえ、それだけ作品に入り込んで下さってるのかなと思うと、ありがたいことです。色々な読み方があると思うので、全然大丈夫ですよ。美紗さんもいつもありがとうございます。所詮私の自己満足作品ですが今後も読んで下さる方に少しでも楽しんで頂ければ幸いです。 (2022年1月23日 13時) (レス) id: 98fd67c86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほるる
| 作成日時：2022年1月3日 21時
