＊ ページ8
紫耀side
廉「…俺っ…本番、出来てた…？」
「うん、出来てたよ。」
廉「…あん、ま…覚え、てなくて…っ…」
「うん、」
廉「…も、ぉ…嫌や…っ…何、しても…治らんっ、」
「うん、」
廉「はぁっ…いつ、まで続くねん…っ…」
「…そうだよな、」
廉「…おっ、てな…帰らん、で…はぁっ…」
「うん、帰んねぇよ。何でもするから。自分のことだけ考えろ。」
廉「…っ、隣…来て…？」
「…えっ？」
廉「はぁっ…っ…」
「いやでも、俺私服のまま… 廉「何でも…する言うた、やん…」
あ、はい
「失礼します。」
間違っても
俺たちはそういう関係ではありません
変な噂立てないでくださいね
絶対違うから
でも、
廉「…はぁっ、はぁっはぁっ…いっ…はぁっ…」
今だけ
「よっと…ん、大丈夫大丈夫。」
廉「…はぁっはぁっ…はぁっ…っ…」
腕の中に抱き寄せても
抵抗ひとつしない
頭の後ろに手を回し
優しく撫でながら、早く良くなれと気持ちを送る
ピッ
真っ暗になった部屋に
外からは一晩中雨音が聞こえていた
-
-
数日後
神「今週には梅雨明けらしいよ。」
海「やっとかぁ！」
岸「梅雨終わったらまた暑くなんのかな。」
神「えー、」
今日は久々の全員での外ロケ
2日前まで降ってた雨が嘘かのように、空は雲ひとつない快晴で
東京も、そろそろ梅雨が終わるらしい
神「岸くんの晴れ乞いの儀式が届いたんじゃない？」
海「何それ笑」
岸「晴れすぎだわ。」
神「じゃあまた雨乞いする？」
岸「これより雨乞いの儀式を… 廉「絶対やめて。」
神「あっ！笑 廉さんガチギレです！」
岸「うそうそ！しねぇから！」
廉「したらインスタに恥ずい写真上げて炎上さす。」
海「あははっ笑 容赦な笑」
神「絶対敵にしたくないタイプ。」
岸「ごめんてー！許して永ちゃーん。」
賑やかでなによりです
廉「ありがとう…」
あれから朝が来て
廉は照れ臭そうに、そう言った
あの時のことは
メンバーにも内緒にしとくな
言ったら、俺の恥ずい写真インスタに上がりそうだから
海「あっ！見て！」
「あ？」
海「紫陽花！カタツムリもいんじゃん！」
「あぁー…」
木陰に咲いてる紫陽花には
まだ少しだけ、雨粒が残ってた
岸「紫耀！助けて！」
「やだっ！」
end.
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ほるる(プロフ) - あおさん» コメントありがとうございます。また、書ける時が来たらぜひ。すいません、どうしても私のモチベーションが向く方を優先して書いてしまって…いつかまた書ける時が来るといいなと思います。 (2022年8月6日 18時) (
レス) id: 2dd70d349b (このIDを非表示/違反報告)
あお - 那須くんの話が見たいです。 (2022年8月6日 17時) (レス) id: 2d8aae3e97 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - くるさん» そっちの蓮くんもカッコいい字ですよね(^^)わざわざありがとうございます。私も気をつけていきます！ (2022年7月8日 19時) (レス) id: 2dd70d349b (このIDを非表示/違反報告)
くる(プロフ) - ほるるさん» 廉くんの漢字間違ってました💦すみません💦 (2022年7月8日 13時) (レス) id: 903b9f921a (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - くるさん» ありがとうございます！嬉しいです。たまには他のメンバーをメインの回も挟んで行きますね。 (2022年7月6日 22時) (レス) id: 2dd70d349b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほるる
| 作成日時：2021年7月22日 18時
