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廉「はじめは…こんなん、気にせんって思った…でも…それからも…ツイッターのスクショがメールで送られてきて…どうやって、俺の連絡先知ったんか分からんけど…」

そこまで言って、廉は自分の携帯を開き、俺に渡した

画面には、何通もの画像付きのメール

開くと全て、ツイッターの様々なつぶやきを寄せ集めたような画像だった

そして、その文は廉の言う通りのものばかり…

廉「分かってんねん…この仕事してたら…応援してくれる人もいれば…そうじゃない人もいる…だから…そんなんいちいち気にしてたらだめやって…でも…でもさ…なんで…?俺、いつ捨てたかな…?なんか…関西のこと悪く言ったりしたんかな…?大吾たちも…こんな風に思ってんかな…?」

止めどなく話し続ける廉


廉「そんなん考え始めたら…会う人みんな俺のことそうやって思ってんのかなって…怖くなって…そしたら今日…送られてきたやつに……関西捨てたやつはきっとキンプリも捨てるって…メンバーが可哀想やって…書かれてて…もう…どうしたらいいんか…分からんくなって…」

そこまで言って、廉は俯いていた顔を上げ、俺の方を向いた

見たことない、悲しい顔だった

目に涙をいっぱい溜めて

廉「なぁ…紫耀?俺…捨てたん?大吾たちのこと…関西のこと…捨てたんかな?東京に来てからも、デビューしてからも、俺なりに大事にしてきたつもりやったんよ…でも…だめやったん?俺のせいで…関西のみんなとか、向こうのファンの人とか、傷付けて…関西に…大吾たちに…もう会ったらあかんの?」

「廉…」

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作者名:ほるる | 作成日時:2020年1月11日 18時

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