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5人での活動が始まり、2ヶ月が経った

年末の仕事や、主演舞台の準備に追われて毎日忙しいけど、その分周りからの期待も感じて嬉しさもあった

そんなある日

今日もグループでの仕事のため、楽屋に入る

すると、じんと岸くんはもう来ていて、何やら楽しそうに話をしている

岸「おっす、紫耀!ちょっと見てこれ、まじうけるから!」

入るなり岸くんに呼ばれてじんの携帯でしょうもない動画を見せられた

まぁ、普通に面白かったけど笑

しばらく3人で動画を見ていると、楽屋のドアが開いて海人と廉が入ってきた

海「おはよー!」

神「おはよ笑」

海「なに?笑 なに笑ってんの?」

海人は俺たちが見ているものが気になるのかすぐにこっちへ寄ってきた

でも、後ろから入ってきた廉は、こっちへは来ず携帯を見ながら荷物を置いてソファーの方へ行ってしまった

まぁ、よくある風景ではあるけど

今日はなんとなく、気になった

岸「廉、おはよ!」

タイミングよく岸くんが声をかけると

廉「おお…おはよー。」

一瞬こちらに目線を向けて廉が返事をした

岸くんはそのままじんと海人とまた動画を見始めた

紫「よいしょっ」

俺は3人の所を離れ、廉の横に座った

でも廉は携帯を真剣に見ていて、俺には見向きもしない

長年一緒にいるから、別に何とも思わないけど

なんか気になったのは、俺の思い過ごしだったみたい

かと言ってすぐ向こうへ戻るのも不自然だから、俺も自分の携帯を取り出し、そのままいじっていた

それから何分経っただろうか

スタッフさんが声をかけに来てくれて、撮影のためのメイクに行く時間になった

海「うわ!めっちゃいいとこだったのに!」

神「また後で見よ!」

海人たちも移動のために動き出している

俺もと思って立ち上がった時だった

廉「あ…っ紫耀…!」

廉に呼び止められた

「ん?」

振り向くと、廉はすぐ目を逸らした

廉「あ…いや…ごめん、何でもない…」

「なに?」

廉「ごめんごめん、何でもないわ!行こ!」

そう言うと、廉も立ち上がり、携帯をポケットにしまって笑顔を向けた

なんだよ、と思いながらも特に気にもとめず、俺もメイクに向かった


雑誌の撮影、インタビュー、ワイドショーのインタビューなどを次々と行い、休む暇もなく仕事をした

そしてこれからまたもう1つ、雑誌のインタビューを全員で受ける

記「では、いくつか質問させてください。」

「「はいっ」」

*→←味方でいるから(永瀬)



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作者名:ほるる | 作成日時:2020年1月11日 18時

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