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まさかの話に、俺は父さんの目を見たまま
上手く動けんくなっていた
父「そっからお前の病気のこと、めっちゃ勉強して、食べ物とか部屋の温度とか、そういうのから全部できることはやった。」
「……。」
父「今の病院紹介されて、こっち来ることなって。ずっと過ごしてきた大阪離れるのも、廉のためならってすぐ決めて。」
俺のため…
父「母さんは、お前と朔のためなら自分の命捧げれるぐらい何でもすんねん。まぁそれは父さんも一緒やけどな？」
「…そんなん、だめやろ…」
父「親ってのはそういうもんやねん。」
「…みんな？」
父「みんなかどうかは分からへんけど、少なくとも父さんと母さんはそうやで？って、お前にこんなん言うの恥ずかしすぎるわ笑」
そう言ってふわっと笑う父さん
父「せやから、父さんが母さんと結婚しよ思た理由は…いや、それとはちょっと違うかもしれへんけど…父さんは、廉と朔をあんな心の底から大事にしてる母さんが好きやな。」
ドヤ顔してますけど
めっちゃ恥ずいこと言うてるで？あんた…
でも…
「…軽くでええって言うたやん…」
なんか、めっちゃ刺さるやん…
父「ま、基本は変な人やけどな？あんな自分のこと美人や言いまくるおばはんおらんやろ今どき。」
「…うん…」
父「でも、美人やけどな？やっぱきっかけは顔やな。」
「…あ、そ…」
父「そして父さんの方がイケメンやけどな？」
「…ふー、ん…」
やっぱ変な人同士や…
こんなナルシストな両親、おらんやろ？
でも…
まぁ、俺は…
この2人の息子でよかったな…とは
思ってます…
父「うわぁ、なんか恥ずかしいこと言わされたから肩もめ！」
「は？」
父「ほれ、たまには労われこのイケメンパパを。」
「…はぁ…」
後ろに回り、肩に手を置く
この人意外と母さんよりヤバいかも…
父「廉。」
「何？」
父「母さんに、優しくしたれよ？」
「分かってるわ…」
とある父との日曜日…
母の強さと、愛を知った
☆
読んでいただき、ありがとうございます。
更新期間が空いてしまい、すいません。
今回は、初めて廉パパと廉くんのエピソードを描かせていただきました。
アイディア、ありがとうございました。
永瀬家の家族像がまたひとつ濃くなったかなと、嬉しく思います。
感想、いただけると嬉しいです。
また、新作の方も読んでいただけてとても感謝しています。引き続き並行して更新頑張りますのでよろしくお願いします。
ほるる
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ほるる(プロフ) - みずきさん» 返信が遅くなってごめんなさい(>_<)ありがとうございます！新作の方もよろしくお願いします！ (2021年5月8日 9時) (
レス) id: bc841ba19b (このIDを非表示/違反報告)
みずき - 完結おめでとうございます！！毎回の更新が楽しみでした！！次の新作が楽しみです！(^^♪ (2021年4月12日 2時) (レス) id: 777989ba59 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - ちぃさん» ちぃさん！ありがとうございます(^^)寂しがっていただけて嬉しいです。笑 新作もよろしくお願いします！ (2021年4月2日 21時) (レス) id: 239ad4e83f (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - 完結おめでとうございます！好きな作品だったので終わってしまうのがちょっとさみしいですが…。新作、楽しみにしています♪ (2021年4月2日 18時) (レス) id: 2489791c28 (このIDを非表示/違反報告)
ほるる(プロフ) - みよさん» とんでもない！私も気づいてませんでした笑 わざわざありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年4月1日 18時) (レス) id: 239ad4e83f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほるる
| 作成日時：2020年7月19日 16時
