狂犬の花嫁【今日から俺は】

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「あぁあ。だからヤだったんだよ〰️。キミ扱いにくいも〰️ん。片桐くんなら安心なのに〰️」


「こいつに頼みてえんなら、まず政府に頭下げろ。んでもって一夫多妻許可してもらえ」


「チッ…………このクソ餓鬼が。社長の肩書きなめんなよ？この業界干すぞ…………」



「やれるもんならな…………この俺があんたの弱味のひとつやふたつ握ってねぇとでも思うか…………？」



バチバチ交わされる応酬に

オロオロ落ち着かねぇ野郎共

どんどん事態が緊迫する中 口を開いたのはサトシだった



「社長…………もう会社は諦めましょう。相良は彼女を落とせなかったみたいで。…………もうこれ以上傷抉んないでやってください」




な ん だ と ？




この際 ぷふぅ〰️〰️とか言って笑ってやがる社長はどうでもいい




この俺が

百戦錬磨のこの俺が



真面目くさったあの女ひとり



落とせねぇとは どういう了見だ…………！！





「おいサトシぃ…………俺は落とせねぇとは言ってねぇぜ？」



「…………相良」



「見てろ…………今に見てろよ？
そのうち俺は、お前に、骨抜きになったあの女を、紹介してやるからよォ…………！！」





俄然やる気になった俺には



サトシに抱きつこうとするアホ社長が



サトシの番長アッパーで

完膚なきまでに倒されたことなど





全くどうでもよかった

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