知らない ページ41
Aside
『本当にスンヨンとはただの仲の良い友達ってだけだから。』
SG「ほんと……?」
『本当。私はSEVENTEEN以上に大切なの物も、愛してる物もないよ。』
頬を少し赤くして、安心したように照れ笑いをするスングァンに、ピリピリと罪悪感を感じる。
高校生時代、1年遅れて入学してきたスンヨンは、同い年なのに後輩で、アウェイな状態なのにも関わらず馴染めていて。
一方私は前にいた事務所の噂が大きくなっていたのもあって芸能人扱いをされることが多く、ただの学生としてAを見てくれる人はいなくて、誰も仲良くなってはくれなかった。
そんな時に話しかけてくれたのがスンヨンだった。
私の事を特別扱いせず、一人の人間として接してくれて。
音楽の好みであったり価値観であったり、全部スンヨンとは合っていて、前世兄弟だったかも、なんて言うほど意気投合して。なんでも話せる仲になった。
メンバーも知らない私も全て知っている唯一の人間はスンヨンだけだろう。
親友という言葉で表してしまうとなんだか軽いと思ってしまうくらいにはスンヨンは私にとってすごく大切な存在になっている。
WD「スングァンくん本当に可愛いかったな〜。また会わせてよ。」
『嫌だよ。グァニに変なこと吹き込むかもしれないし。』
ご飯を食べ終わって、グァニとボノニは2人で仲良くジムに行くからと先に帰った。
私とスンヨンはというとお酒のつまみと一緒に2人で2軒目で飲み直している。
WD「……で?どうなの。仕事は。また事務所にこき使われてるってSNSでめちゃくちゃ言われてるけど。」
『事務所がグループでの私の居場所を更に減らしててもう無くなりそうって感じ。SNSこの前見てたら「疎外されてる、というかもはやSEVENTEEN feat.A」って書かれてるの見てめっちゃ笑った。』
WD「笑い事じゃないってㅋㅋㅋㅋ」
『笑ってんじゃん……』
WD「いやでも本当に笑えないよそれ。ユニット入っちゃだめ。ドラマ出まくってグループの活動は不参加で?女優として認知されすぎてSEVENTEENって知らない人までいるんでしょ?」
『そうなの。なんかSEVENTEENとしてのヨントン以外で個別で私のイベントとか考えてるみたい。』
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さとみ - 返信ありがとうございます。そうなんですね。楽しみにしています。ありがとうございます^_^ (2022年6月8日 0時) (レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - さとみさん» こんにちは!返信がびっくりするくらい遅くなってしまって本当にすみません、、、出演作品は特に決まっていないのでご想像にお任せします!と言いたいところなのですが、そろそろ続編に移行するので続編後の簡単なプロフィールに出演作品を載せようと思います! (2022年6月6日 3時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - こんにちは。はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。主人公がどんな作品に出たのか知りたいです。 (2022年3月27日 13時) (レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
まやら(プロフ) - まさかのスンヨン!?次が楽しみ〜! (2022年3月26日 17時) (レス) @page37 id: 018566a257 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 優さん» ブイラでゴセ見たこと無かったので気づかなかったです……ありがとうございます助かりました(泣) (2022年1月24日 20時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:seola | 作成日時:2021年12月13日 3時