知らない ページ39
『スングァン〜お疲れ。』
SG「えっ、ヌナ……?」
最悪だ。なんで僕はボノニと一緒に行くって言っちゃったんだろう。
スンヨンさんが予約してくれた料理屋さんに着くと、既にスンヨンさんは着いて待ってくれていたみたいで。
申し訳ないな…と思いつつ個室の扉を開けるとスンヨンさんと向かい合ってAヌナが座っていた。
どうやら今日のお食事会はヌナも参加だったらしい。
バカボノナ。なんで言わなかったんだ。
ボノニは当たり前のようにスンヨンさんの隣に座ったから僕がヌナの隣に座ることになって。スンヨンさんとも向かい合う形になった。
WD「スングァンくんだよね!チョスンヨンっていいます〜!!よろしくね!!」
SG「…ブスングァンです……。えっと、スンヨンさん、よろしくお願いします……。」
WD「さん付けなんていいよ〜!スンヨニヒョンって呼んで!」
SG「ス、スンヨニヒョン……」
な、なんだ、この圧倒的な陽の人間は…………
満面の笑みを浮かべて握手するスンヨニヒョンに愛想笑いを浮かべていると、ヌナが僕の手をヒョンの手から引き剥がす。
『スンヨナ、スングァニ困ってる。』
SG「え!?いや、困っては…………」
『大丈夫。こいつは少し冷たいくらいの態度とっとけばちょうどいいから。スングァニとボノニ何頼む?』
WD「Aひど〜い」
メニューを僕とボノニに見せるヌナはスンヨニヒョンのことはガン無視で。
ヌナはメンバーにもこういった態度をわざと取ることは中々ない。ヒョンの反応を見る限りこれが当たり前っぽいし、それほど仲が良いということだろう。
『そういえばなんで今日スングァン来てくれたの?』
SG「ゴフッ!!!!……」
料理と飲み物が来たところで4人で乾杯をして食べ始めると、ヌナが早速僕に聞いてきて。
何も心の用意をしてなかったから食べ物を吹き出しそうになったのを必死で飲み込んだ。
SG「いや……僕はただボノニに誘われて……」
VN「スンヨニヒョンに気になってることがあるんだって。」
SG「ばっっか!なんで言うの!?」
WD「気になってること?なになに?何でも答えるよ!!」
誤魔化そうと思っていたのにバカボノニが言ってしまって、ヒョンもノリノリだし言うしかない雰囲気になってしまった。
SG「あの……」
WD「うんうん。なに?」
SG「………ヌナとヒョンって、どういう仲なんですか…………?」
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さとみ - 返信ありがとうございます。そうなんですね。楽しみにしています。ありがとうございます^_^ (2022年6月8日 0時) (レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - さとみさん» こんにちは!返信がびっくりするくらい遅くなってしまって本当にすみません、、、出演作品は特に決まっていないのでご想像にお任せします!と言いたいところなのですが、そろそろ続編に移行するので続編後の簡単なプロフィールに出演作品を載せようと思います! (2022年6月6日 3時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
さとみ - こんにちは。はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。主人公がどんな作品に出たのか知りたいです。 (2022年3月27日 13時) (レス) id: 6a24770046 (このIDを非表示/違反報告)
まやら(プロフ) - まさかのスンヨン!?次が楽しみ〜! (2022年3月26日 17時) (レス) @page37 id: 018566a257 (このIDを非表示/違反報告)
seola(プロフ) - 優さん» ブイラでゴセ見たこと無かったので気づかなかったです……ありがとうございます助かりました(泣) (2022年1月24日 20時) (レス) id: af1403e9e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:seola | 作成日時:2021年12月13日 3時